le04.04.2020
咲恵ちゃん、遥ちゃん。
こんばんは。今日の東京はうららかという言葉がぴったりの1日でした。桜も満開でひらひらと花びらの散る様子はいくら見ていても見飽きないくらい。午後から強い風が吹いたけれども今はすっかりやんで静かな春の宵です。いかがお過ごしですか?
私は3月31日からCOVID19の流行により在宅勤務となりました。当分の間通勤電車に乗らなくていいと思うと、心のそこからほっとしました。3連休後は電車に乗るのがなぜだかわからないけれども本当に怖かったのです。電車の中がね、なんだか恐怖心であふれているの。私の恐怖もあるけれど、その場にいた人たちの恐怖もあって、どんどん増幅されていったみたいな感じでした。週の終わりの方はなんで私はこんな怖い思いをしてまで会社に行かなくちゃいけないのだろう?と思い、もうね自主休暇を取るか、大げさかもしれないけれども職を変わろうかしらと思ってしまったくらい。その恐怖から解放されただけでもよかったと思うし、今はうちにいてほっとしています。
初めての在宅勤務、環境になかなか慣れずものすごく疲れました。仕事が終わると(17時を過ぎると上司から今日の勤務時間はここまでですよ、お疲れさまと連絡が入るの)、もう頭がボーっとしていて、なんていったらいいのかしら、頭は疲れているけれど、身体はそんなことなくて、バランスがうまく取れていない感じなの。なので、仕事が終わるとるうと30分くらいかけて散歩に行きます。日もだいぶ伸びたし、とても気持ちのいい時間です。近所の小さな公園では子どもたちが遊んでいて、とてものどかです。その風景を見るとCOVID19が東京で流行中という事実が嘘のように思えてきます。ウィルスは見えなく、そして見えないものだから怖いのでしょうね。この夕方に響く子どもたちの声がずっとずっとこの場所にありますようにと祈らずにはいられませんでした。
咲恵ちゃん、遥ちゃん。お二人にとって今週はどんな週でしたか?今度教えてくださいね。またお手紙書きますね。おやすみなさい、いい夢を。