Beatlesの「Free as a Bird」の英語
Free as a Birdは、ビートルズ解散後、ジョン・レノンが残した未完成曲をポール・ジョージ・リンゴが完成させ、ビートルズの25年ぶりの新曲として発売されました。プロデュースは、ELOのジェフ・リンが担当しました。この曲の完成にはジェフの貢献がとても大きかったと言われています。
和訳はしやすい歌詞なのですが、その意味するところは、なかなか深いです。
Free as a bird
It's the next best thing to be
Free as a bird
Home, home and dry
この部分の和訳は、
鳥のように自由に
それは次に良いことだ
鳥のように自由に
安全に家に帰る
と、なります。
「It's the next best thing to be」で言われている「It」とは「Free as a bird」つまり「鳥のように自由であること」を指しています。
"home and dry"のdryは、無事で安全な状態を示しています。
ですから、僕は、"home and dry"が一番大切なことで、「Free as a bird」は、その次なんだよと言っているのだと思います。
つまり、自由自由っていうけれど、それより大事なことがあるんだっよってことです。それは、安全で安心でき、小さな幸せを感じることができる家なのかもしれません。
以下の部分も、ちょっと考えさせられます。
Whatever happened to the life that we once knew?
Can we really live without each other?
Where did we lose the touch
That seemed to mean so much?
It always made me feel so
直訳すれば、
かつて私たちが知っていた人生に一体何が起こっていたとしても
私たちは本当にお互いなしで生きていけるのだろうか?
私たちはどこでその繋がりを失ったのだろうか?
それはとても重要だったように思えたのに
繋がりはとても大切なものだったと思わせた
ということになろうかと思います。
この部分は、「富や名声を得たとしても、繋がりを失って、なんの意味があるんだい?」という意味かと思います。
僕は、この曲、とても好きです。
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