JD Southerの「You're only lonely」 の英語
9月17日に亡くなったJDサウザーの代表曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=Wy7HYfEYGWI
When the world is ready to fall on your little shoulders
And when you're feeling lonely and small
You need somebody there to hold you
You can call out my name... when you're only lonely
Now. don’t you ever be ashamed, you're only lonely
When you need somebody around on the nights that try you
(Remember), I was there when you were a queen
So you can call out my name... when you're only lonely
Now, don't you ever be ashamed, you're only lonely
(You're only lonely)
(You're only lonely)
(You're only lonely)
これは、歌詞の最初の部分です。これを訳すと・・・
世界が君の小さな肩にのしかかりそうなとき
そして孤独で小さく感じるとき
君を抱きしめてくれる誰かが必要なら
僕の名前を呼べばいい…孤独なときには
恥ずかしがることはないよ、ただの孤独なんだから
試される夜には誰かがそばにいてほしいとき
(覚えてる?)君が女王だったとき、僕はそばにいた
だから僕の名前を呼べばいい…孤独なときには
恥ずかしがることはないよ、ただの孤独なんだから
(ただの孤独)
(ただの孤独)
(ただの孤独)
「you're only lonely」は、直訳すると「君は、ただ孤独なだけだ」になりますが、英語のニュアンスとしては共感的で優しい表現です。日本語で直訳すると、冷たい感じや突き放された印象を受けるかもしれませんが、英語の文脈ではむしろ「孤独であることは大したことではなく、恥じる必要はないよ」「孤独を感じるのは普通のことだよ」という安心感や優しさを伝える表現になっています。
この表現では、「only」が「ただの」「大したことではない」という意味で使われており、孤独を過度に深刻に捉えずに、むしろ自然なことだと受け止めるよう促しているニュアンスが強いです。
「When the world is ready to fall on your little shoulders」は、まさに「世界が君の小さな肩にのしかかりそうなとき」という比喩表現で、以下のような状況を指しています。
過大な責任やプレッシャーを感じている
問題や困難が自分には大きすぎて対処できないと感じている
精神的・感情的に圧倒されている
つまり、この歌詞では、相手が「負担を一人で背負いきれない」と感じるような重圧や不安、孤独を表現しており、そのようなときに助けが必要であることを示唆しています。世界が押し寄せるような重圧を一人で背負う必要はないというメッセージが込められています。
「call out」は「大声で呼びかける」「(誰かに)声をかける」という意味を持つ英語のフレーズです。この場合、単に「呼ぶ」というよりも、相手に向かって強く、はっきりと声を出して呼びかけるニュアンスがあります。
ここで「out」が使われているのは、音や声が内に留まらず、外に向かって放たれるイメージを表しています。つまり、「call」だけだと「呼ぶ」ですが、「call out」とすることで、「声を外に向かって出す」「誰かに対してはっきりと呼びかける」というニュアンスが強調されます。
「You can call out my name」の方が「You can call my name」に比べて、より強い意味やメッセージが込められています。
「call my name」は単に「名前を呼ぶ」というニュアンスですが、「call out my name」は「大声で名前を呼ぶ」「はっきりと、外に向かって呼びかける」という強いアクションを表しています。「out」を使うことで、感情や切迫感が強調されて、より深い助けや存在感を求めるニュアンスが加わります。
「When you need somebody around on the nights that try you」
「自分を苦しめるような辛い夜に、そばにいてくれる誰かが必要なとき」と言う意味になります。
このフレーズでの「try」は、日常的な意味での「挑戦する」や「試す」だけでなく、感情的・精神的に「試練を与える」「辛い思いをさせる」という意味で使われています。つまり、「the nights that try you」は「あなたを試すような夜」や「あなたに辛い思いをさせる夜」を意味しています。