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How to know if you're being selfish (and whether or not that's bad) TED TALKより

「あなたが利己的かどうかを知る方法(悪いかどうかは別として)マーク・ホップウッド」のTED Talkの中で、気になる表現についてまとめてみました。


In the kitchen at a friend's party, you're in the midst of a profound moral conundrum.

「友人のパーティーのキッチンで、あなたは深刻な道徳的な難問の真っ只中にいる。」
"conundrum" は「難問」や「謎」を意味します。特に、解決が非常に難しい問題や、対立する価値観が絡むような複雑な状況を指します。この単語は、道徳的な選択やジレンマ、あるいは思考的に難しい問題に直面した時に使われることが多いです。
例えば、倫理的に正しい行動が何か迷う場面や、簡単に答えが出ない問題に対して使われます。

The idea that humans only act out of self-interest is known as psychological egoism, and there aren't many philosophers who endorse this extreme stance.

人間が私利私欲のためにしか 行動しないという思想は 心理的エゴイズムとして知られ この極端な考え方を支持する 哲学者は多くありません
"Endorse" とは「支持する」「推奨する」「承認する」という意味です。主に以下のような文脈で使われます。

  1. 支持する:特定の意見、行動、考え方、または政策を公に支持すること。

    • 例: "Several celebrities endorsed the new environmental policy."(多くの有名人が新しい環境政策を支持した。)

  2. 商品やサービスを推奨する:有名人や専門家が、製品やサービスを宣伝し、良いものとして推奨すること。

    • 例: "The athlete endorsed the brand of sports shoes."(そのアスリートはそのブランドのスポーツシューズを推奨した。)

  3. 署名して承認する:契約書や公式文書に署名して、その内容を承認するという意味でも使われます。

    • 例: "The document was endorsed by the manager."(その書類はマネージャーによって承認された。)

However, the idea that all humans have a deep selfish streak is something many more philosophers would agree with.

「しかし、すべての人間が根深い利己的な傾向を持っているという考えには、より多くの哲学者が同意するだろう。」
この文では「selfish streak」が「利己的な傾向」と訳され、個々の人間の中に潜んでいる自己中心的な性質を指しています。
"Streak" にはいくつかの意味がありますが、以下のような文脈で使われます。

  1. 連続した出来事や行為の続き

    • 何かが続けて起こる状態や、特定の行動が連続している状況を指します。

    • 例: "The team is on a winning streak."(そのチームは連勝中だ。)

    • 例: "She had a streak of bad luck."(彼女は不運が続いていた。)

  2. 筋や線状のもの

    • 色や質感が他と異なる細長い線や帯を指します。

    • 例: "There was a streak of gray in his hair."(彼の髪に灰色の筋があった。)

  3. 一貫した特定の性質や特徴

    • 人の性格や行動における強調された特徴や傾向を指すことがあります。

    • 例: "He has a stubborn streak."(彼には頑固な一面がある。)

  4. 全力で走ること(非公式な意味)

    • 一部の文脈では、「ストリーキング」という意味で、人が裸で公共の場を走り抜ける行為を指すこともあります。

    • 例: "He dared to streak across the football field."(彼はサッカー場を裸で駆け抜ける勇気を見せた。)

French philosopher Jean-Jacques Rousseau identified two kinds of self-love.

He believed "Amour de soi," our basic need for self-preservation, is natural and essential.

But he identified "amour propre," our toxic desire for recognition and social status, as the cause of many unjust disparities.

「フランスの哲学者ジャン=ジャック・ルソーは、2種類の自己愛を識別しました。彼は、『アムール・ド・ソワ』(自己保存のための基本的な欲求)は自然であり、不可欠であると考えました。しかし、『アムール・プロープル』(承認や社会的地位への有害な欲望)は、多くの不公平な格差の原因であると指摘しました。」

Self-preservationとは?

"Self-preservation" は「自己保存」という意味で、生命や安全を守るための本能的な行動や欲求を指します。つまり、自分の存在や生存を確保しようとする自然な本能です。

Preservationとは?

"Preservation" は「保存」や「保護」という意味です。これは、何かを保つ、守る、損なわないようにする行為や状態を指します。例えば、環境保護や文化の保存などに使われます。

"Unjust disparities" とは?

"Unjust disparities" は「不公平な格差」という意味です。

  • Unjust: 「不公平な」や「不正な」を意味し、倫理的に正しくない、正義に反するという意味です。

  • Disparity: 「格差」や「不均衡」を意味し、特定の側面での大きな違いや差を指します。これは、収入の格差や社会的地位の違いなど、様々な不平等を表す際に使われます。

In a similar vein, Aristotle argued that humans are social beings who can only flourish when we seek the good of others as well as ourselves.

「同じような考え方で、アリストテレスは、人間は社会的な存在であり、自分自身だけでなく他者の善も追求することで初めて繁栄できると主張しました。」

Veinとは?

"Vein" にはいくつかの意味がありますが、この文脈では「考え方」「方向性」「傾向」といった意味になります。"In a similar vein" は「同じような傾向で」「同じような考え方で」と訳されます。

Others, like Rousseau and Adam Smith, contend that emotions like pity and sympathy are what allow us to consider the needs of others.

ルソーやアダム・スミスのように 同情や共感のような感情が 他者のニーズを考えさせるものになる と主張する人もいます
"Contend" にはいくつかの意味がありますが、主に以下の文脈で使われます。

  1. 主張する

    • 議論や討論の中で、自分の意見や立場を強く主張すること。

    • 例: "He contended that the new policy would benefit everyone."(彼は新しい政策がみんなに利益をもたらすと主張した。)

  2. 争う、競う

    • 競争や対立において、相手と争うこと。

    • 例: "Several teams are contending for the championship."(いくつかのチームがチャンピオンの座を争っている。)

  3. 対処する、取り組む

    • 困難や挑戦に立ち向かう、対処するという意味でも使われます。

    • 例: "She had to contend with difficult conditions."(彼女は厳しい状況に対処しなければならなかった。)

Love, as Murdoch defines it, is "the extremely difficult realization that something other than oneself is real."

As challenging as this might be,Murdoch believes we can all reach this realization by cultivating what she calls attention. Partially inspired by Buddhist meditation, this practice could include engaging with art, learning foreign languages, or simply taking the time to observe the natural environment. What's important for Murdoch is that the behavior helps direct your attention beyond the self. Because only by practicing our ability to attend to the world around us can we learn to see it as it truly is.
「マードックが定義する愛とは、『自分以外の何かが実在するという、非常に難しい気づき』である。これがどれほど困難であっても、マードックは、この気づきに誰もが到達できると信じており、そのために彼女が『注意』と呼ぶものを養うことが重要だと考えている。仏教の瞑想から部分的に着想を得たこの実践には、芸術との関わりや外国語の学習、あるいはただ自然環境を観察するための時間を取ることが含まれるかもしれない。マードックにとって重要なのは、この行動が自己を超えて注意を向けるのに役立つことである。なぜなら、周囲の世界に注意を向ける能力を鍛えることで初めて、世界をありのままに見ることができるからである。」
この文章では、アイリス・マードックの「愛」についての哲学的な考えが、自己を超えて他者や世界に注意を向けることによって達成されるということが説明されています。


@最後に残ったカップケーキのイメージでChatGPTに描いてもらいました。

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