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「ああなりたい」を「ああなる」に

私たちは生きている限り、常に「こうなりたい」「ああなりたい」という願望を抱いています
その思いの強さは人それぞれで、強く抱く人もいれば、「無理かも」と思い、アクセルを踏まないまま日々を過ごしてしまう人もいます。

この「どうせ無理だから」「しょうがないから」といった気持ちが、
私たちの行動にブレーキをかけているのかもしれません。

「成せば成る、成さねば成らぬ、何事も」という上杉鷹山の言葉にあるように、何かを成し遂げるには行動することが大切です。
思うだけでなく、自ら進んでチャレンジする。
困難に立ち向かう勇気を持つことが大切なのです。

行動しなければ、どんなに強い思いを持っていても叶わないままで終わってしまいます。
子どもの頃、先生や大人たちに「大きくなったら何になりたい?」と聞かれたことがありました。
その時、私たちは自信を持って「歌手になりたい」「スポーツ選手になりたい」と答えたものです。
その頃の純粋な気持ちは、誰もが持っていた夢や未来への憧れの表れでした。
ですが、大人になり現実を知るにつれ、「無理かもしれない」と諦めてしまうことが増えてきます
大切なのは、「ああなりたい」という願望を単なる夢として終わらせないことです。
自分が『なりたい姿』を思い描くのは素晴らしいことですが、
その先に『なった自分』が何を感じ、どんなことを成し遂げたいのかを考える。
目的ですね。それが重要なのです。

たとえば、歌手になりたいのであれば、歌が好きだからではなく、
どんな人にどのような歌を届けたいのか。
その歌がその人たちにどんな影響を与えるのかを思い描く。
そうすると、夢がぐっと具体的になり、身近になって実現のために必要な行動が見えてくる。
そう思うんです。

夢を実現するためには、まず「なりたい」から「なる」へと宣言することが第一歩です。
「なりたい」と思うだけでは、行動につながらず、願望が心の中だけで消えてしまうかもしれません。
「なる」と言い切ることで、実現に向けた方向性が見えてきます。
宣言することで、「これからどのように行動すればいいのか」が明確になり、具体的な計画を立てることができるようになります。

人生にはいくつもの「スイッチ」があると思っています。
そのスイッチを入れるタイミングは人それぞれ。

早くから行動を起こす人もいれば、人生のある瞬間に思い切ってスイッチを入れる人もいます。
また、スイッチの数も人によって異なり、スイッチが入ってからの加速やスピードも千差万別。
さらに、年齢に関係なく、自分でそのスイッチの操作方法を組み立てられる。
行動を決めることができるのです。
こう考えると、自分の未来をイメージすることに、少しワクワクしてきませんか?

歳を重ねるにつれて、経験から「無理」という言葉が口をついて出ることが多くなります。
いつの間にか自分の可能性を狭めてしまいがちです。
年齢を理由に新たな挑戦を避けてしまうこと、多いですよね・・・
ですが、本当に望んでいることは、『できている自分の姿』を目にすることであり、そのためには年齢や過去の経験にとらわれず、新しいことにチャレンジする気持ちが大切です。

私自身も、若い頃ならチャレンジしていたことに対して、
年齢や経験を言い訳にして、行動を起こさないことが増えていると感じています。
ですが、その気持ちを振り払って一歩を踏み出すことで、
心の中の『本当に望んでいる自分』に近づくことができるのです。

「ああなりたい」という願望を「ああなる」という宣言に変える。

今この瞬間から、行動を始めてみましょう。
使う言葉を変えるだけで、未来の自分は大きく変わるのです。
そして、行動の結果だけでなく、その過程の中で成長していく自分を楽しみましょう。

言葉は、私たちの思考をカタチ作り、行動に影響を与える力を持っています。
たとえ小さな一歩でも、
『なりたい自分』に向かって前進することを恐れずに進んでいきましょう。

今日も読んでくれて、ありがとうございます。
感謝です。

ではまた。

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