はじめに
今回は、私が講師として実施させていただく「ChatGPTプロンプトエンジニアリング入門講座」のイメージを持っていただくために、講義中の ハンズオン演習の時間に出題する演習問題をご紹介します。
講座で出題する演習問題の事例
ChatGPTプロンプトエンジニアリング入門講座では、以下のようなハンズオン演習を行います。
あなたなら以下の問題に対して、どのようなプロンプトを書きますか?
顧客対応ガイドラインを作成する
まずは、地方銀行の顧客対応ガイドラインを作成します。
リアルなトラブルケースを作成する
次に、ChatGPTに依頼して、架空のクレームやトラブルのサンプルケースを出力してもらいます。
プロンプトを書く
これらのケースに対応できるようなプロンプトを書き、それを実行して出力の精度を確認するところまでが演習です。では、改めて演習問題を見てみましょう。
あなたならどのようなプロンプトを書きますか?
以下がプロンプトの回答例です。
悪い例、普通の例、良い例を挙げています。
それぞれをその場でChatGPTにかけて、出力の違いをチェックします。
良い例としてのプロンプトをケース1(ATMの現金引き出しエラー)に適用した結果の出力は以下の通りになりました。
まとめと講座のご案内
いかがでしょうか?
銀行がものすごく時間をかけて作り上げている顧客対応マニュアルが、ケースバイケースで一瞬のうちに出来上がります。
完璧なものでは無いにしろ、実務に適用するためのドラフト(草案)としては充分なクオリティーだと思います。
生成AIを使ってるけど、プロンプトってどう書いたらいいか、イマイチわからないな、と言う方にぜひ受講いただきたい講座です。
詳細とお申し込みは以下の板橋区立企業活性化センターのサイトでご覧ください。