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担保されるもの

過去や未来という概念の上に
私という感情が成立すると仮定するなら
感情とは私の事である。
しかし概念は固定化されない。
物体的なものでは無く。
あくまでも流動的な存在でしかない。
それであるならば、感情とは不成立な事象であり、
つまり私という物体も不成立なのだ。
しかし不確定なものが今ここに確定的に存在しているというこの感覚は、
すなわち今の確定から発生したものであるという事の証明である。
未来や過去は私を証明できず、
私を私としての確定が可能な担保は今以外に存在しないという事になる

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