新規事業、夢を叶える方法
新規事業を成長させるということは、経営者にとって夢を叶えることと同じことだ。僕は夢を叶えるというキーワードを頭で描くために、宇宙兄弟を思い出す。
人の人生には、いくつもの”夢のドア”がある。人は例えば「宇宙へ行く」みたいな大きな夢を持った時、目の前に現れたバカでかいドアに萎縮して向こう側へ行くことを諦めちまう。「開けられるわけがない」ってな。
だがビビることはないんだよ。本当ははじめから、そんな”バカでかいドア”なんてものはない。小さなドアがいっぱいあるだけだ。
“成長のドア”、”発見のドア”、”勝利のドア”、”賞賛のドア”、他にもいろいろ見つかるだろう。そしてその小さなドアを開けるたび、君らの夢が1つずつ叶っていくのがわかるはずだ。
(中略)手探りでも何でもいい。意地でも次のドアに手を伸ばしつづけることだ。そんなことしてる間に、気づいたら宇宙遊泳とかしてるかもよ?
宇宙遊泳…なんと夢のある言葉。ようやく…ようやく…それぞれのチームメンバーが、少しずつではあるがいくつものドアを開け始めている。まだ収益化には少し時間がかかるかもしれないが、少しずつ全員が事業に確信を持ち始めている。そんなプロセスを体験出来ていることがこの上なく楽しい。
Hard Things、正直に言えばつらいこと、苦しいこと、悩んで眠れないことの方が圧倒的に多い。だからこそ楽しさや喜びもこの上ない。
あと1年か2年、息子がしっかりと言葉が理解できるようになったときに、夢を叶える方法について自分なりの言葉で、上手く伝えられたら良いな、と思う。そしてそれぞれのメンバーが、自分なりの言葉で夢を叶える方法を語れるようになるなら、事業は成功したも同然だろう。
これからが益々楽しみだ。