作り笑顔から本当の笑顔に
笑顔作れますか
スマホの普及率が2024年1月に97%(モバイル社会研究所調査)になったそうですが、スマホを何に使うかは人それぞれ。その中でもカメラの機能があることで、いつでも好きな写真を撮る楽しみができました。
また、人と会うときにセルフィー、自撮りをするなどして、自分の顔を自分で写すことも多くなりましたが、写真を撮る技術はさておき、自分の顔、特に笑顔に自信はありますか?
笑顔に自信がなかった私
7年前に4年間で5人の身内を看取ったあげく、自分が子宮頸がんになり、子宮全摘をした経験があります。あいにくその頃、怒涛の日々をすごしていたので、自分の写真が見つからないのですが、ある日子どもに『おかあさん、顔が怖いよ』と指摘されてしまったことは忘れられません。
正直言って、本当に笑い方でさえ忘れてしまった日々でした。そこで、果たしてどんな顔をしているのだろうと、貼るタイプの鏡を台所の横に貼っておくことにしました。そして、包丁で大根を切ってはチラッと、鍋を置きながらチラッと、と見るようにしたところ、その度に、え?誰?というほど怖い顔した女がそこにいました(笑)
そこで、なんとかして笑顔を作ろうと鏡の正面に立っては、口角をあげようとしましたが、上がらないんです。ただ口が横に伸びるだけで、笑顔にはなっていませんでした。
それでも鏡に映っているときは、何とかして自分でいい顔を作ろうとしますが、気を抜くと頬は垂れ、口角は下がり、まぶたが重く、眉間にしわを寄せて話す癖がついていました。
美顔鍼
当時から鍼灸界では美顔鍼がブームになっていましたが、もともと私の鍼灸治療は全身治療ですので、治療が終わると患者さんの顔は血流よく、優しい顔になるので、必要性を感じませんでした。とはいえ、私も勉強会に参加したり、本やサイトで勉強してみました。
しかし、患者さんの治療をしていくと、やはり顔の問題は顔だけ治療したら改善するものではないということが、分かるのです。やはり、身体が整って、心がほぐれて、緩み、思わず笑みがこぼれるような日常の喜びに満ちていると、自然と笑顔が美しくなるのです。
わらべうた
さて、わらべうたには顔遊びという自分の顔もしくは大人が子どもの顔をやさしく指でタッチしながら歌うわらべうたがあります。月数回わらべうたのおはなし会で通う子どもたちはわらべうたをにこにこして聞いてくれ、にこにこして楽しんで歌って、遊びます。
そのなかでも『ここはとうちゃんにんどころ』は目鼻をちょんちょんとつつきながら、とおちゃんやかちゃんに似てるよね、あなたは家族なんですよ、私たちは家族なんですよという思いが歌からと、触れられる温かさで伝わります。
ここはとうちゃん にんどころ(右ほほを4回つつく)
ここはかあちゃん にんどころ(左ほほを4回つつく)
ここはじいちゃん にんどころ(おでこを4回つつく)
ここはばあちゃん にんどころ(あごを4回つつく)
ここはねえちゃん(にいちゃん)にんどころ(鼻を4回つつく)
だいどーだいどー (顔全体を2周さすってまわす)
こちょこちょこちょこちょ・・・(脇をくすぐる)
人は、鏡を見なくても自分の顔を指でさせるのです。そして本来はこどものように鏡がなくても最高の笑顔も作れるのです。日々自分の心から溢れる満足感が笑顔を作ってくれる。それを子どもたちが教えてくれました。
最高の笑顔の作り方
そんな子どもの頃のような笑顔を作れるようになりませんか?
『最高の笑顔の作り方』講座では、忘れていたあなたの顔の笑顔をつくる筋肉を刺激し、こころを子ども心でいっぱいにして緩めます。
講師はヨガインストラクターでコアフェイスシニアトレーナーのMarylinと鍼灸あんまマッサージ師である私です。
50分程の講座内で、顔全体がどんな経絡が流れているか、首の違和感を解消しつつ緩めてヘッドマッサージと顔のツボ押しをしてから、コアフェイストレーニングをする盛りだくさんのプログラムになっています!
お楽しみに!
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