見出し画像

仕事が思いっきりできない ワーママのモヤモヤから抜け出す方法(2)

こんにちは。ワーママ歴9ヶ月の芳花です。

前回はワーママのモヤモヤを大爆発させ、自分に向き合おうと決心するまでを書きました。
今回は抜け出すまでを書きます。

前回の記事はこちら



この日は有給を取りました。
(保育園の洗礼も終わり、2Hからはたまに自分のための有給もとっています)
カフェで手帳を広げ、ひたすらモヤモヤを書き殴りました。


•後輩に負けて悔しい
•昇進最短コースから外れて悔しい
•インスタの育休延長ママみたく毎日一緒にいれてない
•ブログのキラキラママさんみたく仕事もバリバリ土日も子ども預けて旅行観劇しまくりたい


そして一通り書いてみて気づいたこと。

あれ?人と比べてばっかだな?

そうです全部の不満が◯◯さんより××できていない、というものでした。

ここで、産休前にキャリアについて相談していた同じ会社の先輩ワーママ(managerポジション)の言葉がよぎります。
「復帰後に気をつけることは人と比べないこと。」

そっかぁこれを言ってたのか。
人と比べているから苦しいんだ。

おそらく人と比べてしまうのは産休育休関係なく私の思考のクセです。

これまでは残業も出張も自由にできて、頑張れば頑張った分だけ結果を出すことができました。
だから人と比べることがやめられなかった。
無理してでも頑張って成果を出すことが自分の価値だと思ってた。

以前読んだ本でも「価値なしモデル」でした。

そうやって他人軸で生きていること、自覚していましたが、何とか頑張り続けて来れてしまったので目を背けていました。

しかし育休明けはそうはいきません。
確実に仕事に割ける時間が減る分、人に劣ります。
人と比べ続ける限り、苦痛です。


そこで私はようやく腹を括りました。
人に劣る自分を受け入れよう!


だって事実だから。事実を受け入れるしかない。次に事実を書き出してみました。

•産休前と同じポジションで働いている
•仕事内容自体は好きだし得意 ただ余裕がありすぎるのが嫌
•今は暇だけど、夏とか忙しい時期もあった(寝かしつけ後に残業していた)
•基本定時だから朝晩子どもと遊ぶ時間もある
•余裕があるので急な保育園呼び出しにも対応できてる
•寝かしつけ後はご飯作り置きしたり読書ピアノしたり自由に過ごせてる 体力も残ってる

書き出してみると、仕事人として人と比べてみたら何もすごくないけど、自分個人としては実はまぁまぁ良い状況なのでは?と思えました。



そして、もし私の不満が解消されたら?比べている人と入れ替わったら?を考えてみました。

•後輩のように毎日残業、1週間単位で出張→子どもとの時間少なすぎて寂しい、体力持たない
•育休延長ママ→毎日べったりは私には無理、保育園があるからこそ可愛がれてる
•バリバリ仕事趣味充実ママ→子どもとの時間少なすぎる、私そんな友達いない、体力足りない

結果、入れ替わるのは私には不可能だし、仮にできたとしても幸せではないと思いました。


そうだそうだ、今の私にはこのバランスがベスト。

不可能なことをいくら羨んでも意味がない
人が楽しいこと=自分が楽しいこと ではない
キラキラSNSだって良い部分を切り取ってるだけ

そんな当たり前のことに改めて気づきました。


この時点で「犠牲になってる」から「私の意思でこのバランスを選択している」という意識に。 

その結果
「他の人より仕事劣ってるけど私大丈夫?」から
「私は今の仕事と育児に満足しているから誰にどう思われようが関係ない」に変わりました。

これまで色んな本を読んで、いくらデメリットを理解しても変えられなかった
「人と比べるクセ」「他人軸」
仕事において絶対的に時間的リソースで他者に劣る子育てを経験したことで、やっと変えることができたのです

子育て様様です

それまで「育児中だから仕事は割り切ってる」という先輩ワーママたちを「諦めてる」「負け犬(失礼)」と思っていましたが
今ならば納得した上での前向きな選択なんだなと理解できます。


さらにはワーママだけでなく、
それまでは同僚はみんな同じリソースを持っていて、成果の差=努力の差と思い、成果が出せていない人、頑張っていない人を心の中で蔑んでいましたが、

今では

リソースは人によって様々 育児や介護がある人もいる 環境も能力も人によって違う
リソース配分の考えも様々 仕事より大切なことがある人もいるのかも
みんないろんな事情を抱えながらも、みんな一生懸命に生きているんだ

もはや仕事云々でなく、人類全体について共に頑張る仲間 と思うことができるようになりました(スケールでかい)




長々と書いてしまいましたが、モヤモヤを抜け出すに至るまでの思考は以上です。
あまりに取り留めのない文章なので次回はポイントを整理したいなと思っています。



いいなと思ったら応援しよう!