マニュアル通りに働いてみた結果
「気は楽だけど、考える力はつかない」です。
もう少し掘り下げてみます。
僕の立ち位置は現場リーダーとして一般職と同じ介護現場業務を行っています。
常がリーダー目線なので現場業務をしていても「ここは改善が必要だな」「ベッドのキャスターが壊れそうだから早めに依頼しないとな」「今Aさんがオムツ交換しているから自分は食堂を見ておこう」と頭の中は常にフル回転しています。
そこで、リーダー目線を外して一般職と同じようにマニュアル通りに動いてみるとどうなるのか?を検証した結果が「気は楽だけど、考える力はつかない」となりました。
少し逸れます。
①良く考えて動いてくれるスタッフ:2
②マニュアル通りに動いてくれるスタッフ:6
③マニュアル以下の動きのスタッフ:2
となるはずです。
#262の法則
マニュアルが必要な理由としては③を②に近づけるためです。
キャリアや年齢、技術が異なるスタッフがサービスを提供する時に雲泥の差がありすぎては入居者(利用者)さんは安心してサービスを受けることができません。
スタッフ全員が①ならいいのですがそれは難しいです。
人気業界でない介護業界に優秀な人材は入ってこない確率が高いとするなら、マニュアルという「最低限ここまではやろうね」を置いておくことで「①のスタッフはやってくれたけど③のスタッフはまったくやってくれなくて困る!ムキー!」はなくなります。
戻します。
マニュアルがあるとその通りにやればその日を過ごせ「考えて仕事する」ことは少なくなるけど、人材難を考えた時にそれは仕方ないよなと思いました。
年齢と共に思考力や判断力は落ちていきます。
20代、30代のうちから「考えて仕事することに慣れておく」ことをオススメします。
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