【趣味】ストーリーとしての大道芸
「大道芸」って見たことありますか?
テーマパークや動物園に行った時にたまーに大道芸がやってて「おっ、ちょっと見ていこうか」という感じではないでしょうか。
テーマパークがメインなら大道芸はサブ的なポジションなのかな。
僕の大道芸に対する熱い気持ちがあったのを認識したのはこちら▼
うりも兄さんが取り組んでいらっしゃる「徘徊ライブ」に参加した時に僕が「大道芸に行くんすよ」言ったのをうりも兄さんが話を拡げてくれ僕の推し大道芸芸人の「ココナッツ山本」の話に。
この瞬間に名前が出てこなかった自分をぶん殴りたい。
ここも見事にスルーしてしまった自分をぶん殴りたい。
#そうさんにはシュミテクトのいっちゃんエエやつを郵送しておきます
…
話が逸れました。
地元で開催される「大道芸フェス」
大道芸でフェス?と思いますよね。
街中に7つのステージ(舞台があるわけではない)が組まれ、17組の大道芸芸人がそれぞれのステージで芸を披露します。タイムテーブルがあるので好きな芸人を観に行くことができます。
フェスは今回で13回目。2018年に初めて観に行ってからハマってしまいました。
そこで「ココナッツ山本」と出会いました。
そして
その翌年も
そして今回、コロナ明けで久々に出会えました。
そして今回は
ちょっとネタバレになってしまいますが、ココナッツの演目に「B'zのウルトラソウルを流しながらテーブルクロス引きしようとするんだけどやらずに踊り出すんかい!」があります。
#タイトルが長い
好きなアーティストのライブでは定番曲が聴きたいじゃないですか。ミスチルなら「終わりなき旅」だし、ゆずなら「栄光の架橋」だし、サザンなら「希望の轍」でしょ。
今回もウルトラソウルが流れ始まるとワクワクが止まりませんでした。「踊るんかい!」と言ってしまいましたもの。
定番を押さえるってめちゃ大事なんですよね。
大道芸のジャンルで言いますとココナッツは「コメディ」です。
フェスに参加していたその他のジャンルはアクロバット、マイムコメディ、THE大道芸、足長ウォーキングアクト、中国雑伎、リズムペイントと様々。
僕の大道芸の好きなポイントは「ストリートで行われている」です。
毎回違う立地や客層、自然環境によって芸のパターンを変えているんです。
客いじりは下手をすると場が盛り下がってしまうこともあるでしょう。誰も「やりたくない」みたいな雰囲気されてされてしまうとその後の盛り上がりに影響してしまいます。
本番が始まる前にウォーミングアップをすることが多い(ほぼ100%)のですが、そこで「この人(子)なら参加してくれるな」を探しているように思います。
#勝手な想像です
外で行うことが多い大道芸は自然とも戦っています。バランス芸の場合なら強風なんて日にはどうなるやら。
サーカスのような完璧に仕上がったパフォーマンスも良いのですが、ミス込みの大道芸はミスさえも味方(笑い)に変えて僕たちを楽しませてくれます。
人前(お金を貰える)で出来るまでに何年かかるのだろう。
今回観た芸人さんは「20年やっています」「27年の経験です」と言ってました。
人が集まらないとお金にはならないことを考えるとチャンスは何日もないでしょう。
見えないところでの練習やトレーニングはとんでもない量をこなしていることは想像に容易いです。
彼らのストーリーを想像しながらパフォーマンスを観ると胸アツになりますよ。
あなたの近くに「ココナッツ山本」が来た時には是非立ち止まって鑑賞してください。
そして硬貨ではないお金(いわゆる紙幣ってやつ)をさっとハットの中に入れてください。それが彼らのトレーニング代となり、またあなたの近くに現れて素晴らしいパフォーマンスをしてくれるでしょう。
#さっきから誰目線 ⁈
推しの大道芸芸人見つかったら教えてください。