
【介護】研修をより深めるためにしておくこと
もう結論から言ってしまいましょう。
知識つけておこう
知識つけるために研修に行くんじゃないの?と思いますよね。
研修って基本は受け身ですよね。
そこに行けば「教えてくれる」ので準備は相手(主催者)がしてくれます。
それはそれで何回か重ねれば知識はついていくのでしょうが、数十人いるスタッフを毎年1人1回研修(特に外部研修)は「業務が回らない」となり参加させることはできないでしょう。
貴重な1回を実りある研修にするために「知識をつけておこう」に繋がっていきます。
今回の研修は「ICTの導入に向けて」でした。
はい!質問です。
「ICTって初めて聞いた人」と「ICTの略は知らなくても大枠はわかっている人」のどちらが「ICTの導入に向けて」の研修の理解度はどちらが高くなるでしょうか。
Information and Communication Technologyの略で、情報通信技術を意味します。
もちろん後者ですよね。
前者は「ICTってなんなん?Google先生で調べて…」となりますし、その研修で出てくる様々な単語(DX、生産性向上推進体制加算とか)のいちいちが「?」出てしまってなんのための研修だったのか?が分からなくなってしまいます。
管理者は個人の知識レベルにあった研修を選ばないと時間とお金をドブに捨てることになってしまいます。
#自分に言っております
人が成長するために「何からどのくらいの割合で学びを得るのか」を示した法則として「7・2・1の法則」や「ロミンガーの法則」があります
この法則にもあるようにOJTの7割に頼りすぎては研修でより深める知識は身についていきません。
OJTでは業務だけの知識以上はつけれないですよね。
一番コスパが良いのは本ですね。
作者がとんでもない時間を費やした成功と失敗を1,500円で買えますからね。
今回の研修はICT導入するためにはどうするのか?がテーマでした。
ここだけ見てしまうとICT導入が正義で、ICT導入しないは悪になってしまいます。
ICTに頼りすぎるとどうなるのか?は研修では取り上げられません。
「見守りモニターだけ見てれば巡回しなくていいでしょ。その間、スマホでYouTube見てればいいよね」は研修では取り上げられません。
座学で知識をつける研修を否定しているわけではありません。
せっかく研修にいくなら講師が言うことを鵜呑みにするのではなくて、自分の知識をしっかりつけて「それはどうなの?」と講師に対して「この場合はどうなりますか?」となる方がいいじゃないですか。
質問ある人?でしっかりと質問して研修に参加した人と共有した方がより多くの人に研修の成果が伝わるじゃないですか。
#怒ってないですよ
管理者になって初めて参加した研修から感じたことでした。
何かの参考になれば幸いです。
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