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SI単位について
何度か書いていますが、モノを測る[mesurement]では、SI単位が使われています。
単位は約束事であり、約束事が変われば、単位も変わります。SI単位は、あくまでも日本を含めて、世界中で商取引を行う場合、公平なビジネスを成立させるために、取り決められて守ることを国際条約として約束しています。
SI単位9版https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/pamphlet/
令和元年5月20日(世界計量記念日:1875年に、メートル法による国際条約が、締結された日 )
国際的な約束事なので、日本固有の重さ1匁を表記する場合は、1匁=3.75g 1000匁=1貫=3.75kgとなります。
日本では、kg原器を基準として、貫原器が造られ、定義に用いられていました。令和5年5月20日に締結されたSI単位の国際条約に調印することで、産総研で保管していたkg原器と貫原器の役目を終えました。
kg原器と貫原器https://www.aist.go.jp/aist_j/news/pr20211015.html
現在、kg原器と貫原器は、重要文化財となっています。
SI単位は、基本的な7個の単位、長さ[m]、重さ[kg]、電流[A]、温度[K]、物質量[mol]、光度[cd]の単位から組み立てられた様々な単位で構成されています。