ひとりぼっちのアウトプット

僕はあまり友達がいません。LINEの通知なんて滅多に鳴らないし、SNSで友達をフォローしていません。最近1人で出かけるようになったのでいよいよひとりぼっちです。変な人、陰キャと呼ばれる人たちの仲間です。でも僕は人と話すのが好きです。

自分が見た映画とか読んだ本とかふとしたときに思いついたことや考えていることを話すのが好きです。

大学時代好きだった人と2人で飲みに行ったことがあります。その頃の僕も決してモテたり友達が多かったわけではありませんが、ダメ元だった誘いを受けてくれました。

どんなことを話せばいいかすごく悩んだし、もし話題がなくなってお互いだんまりなんてことになったらと不安になったものです。

しかしいざ行ってみると不思議と話題は途切れることなく、4、5時間話していました。その飲み会がとても楽しかったのを今でも覚えています。その人とうまくいくことはなかったのですが、飲み会は楽しかったと言ってもらえた覚えがあるので、楽しくおしゃべりができていたんだと思います。

1人でいることが多い=話すのが嫌い
ではないことに気づいたのはこの時かもしれません。

僕は学校の授業を文脈が決まったおしゃべりができる場所だと思っています。英文法についてでも読んでいる長文についてでも、決まっているテーマでおしゃべりができるので僕は授業が楽しいです。あまりに自分勝手に見えますが、つまらなそうに授業をするよりいいと思うので許してほしいです。

たまに文化の違いや歴史について話すときに映画の紹介をしています。中学3年生ではキング牧師についての英文が教科書に出てきます。黒人差別の歴史について触れるのです。だから僕は黒人差別がテーマの映画をいくつか紹介します。

普段つまらなさそうに授業を受けている子がその時だけは前のめりに聞いてくれます。そしてクラスに3人くらいだけ「先生が話してた映画見ました!」って話しかけてくれます。普段がぼっちの僕はそれだけでとても嬉しくなるのです。

noteでも好き勝手におしゃべりをしています。一人でもおしゃべりができる場所があって、たまに読んでくれる人がいる。ありがたいなぁと思うのでした。

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