こんばんは。よしともです。
今回はGoogle Bard(Chat GPTのライバル)が「画像解析機能」をリリースしたことについて書こうと思います。
1.何ができるか?
では早速ですが、画像解析機能でどんなことができるか色々試してみました。
1-1.モノ
まずは野菜の写真を見せてみました。
カボチャだけ教えてくれました(笑)
わかりやすそうなニンジンやトマトはスルー…。
真ん中にカボチャがあるから「他の野菜は、カボチャがさまざまな方法で調理でき、多くの異なる料理に使用できるという、その多様性を示すために含まれているかもしれません。」と答えたのかもしれません。
個人的には個数も答えてくれることを期待していました。
1-2.ヒト
続いてはヒトです。
実は大谷選手の画像を入れてみたのですが「まだ対応していない」と返ってきてしまいました。まだベータ版だからこれからという感じでしょうか。
1-3.場所
次は富士山の写真を入れてみました。今度こそうまくいくか…。
上手くいきました!しっかりと富士山ということを認識し、山中湖も補足してくれました。
また似たようなアングルの写真が多いからか「あなたが送ってくれた画像は、多くのウェブサイトで見つけることができる人気のストックフォトです。」ということも教えてくれました。
1-4.文章
次は少し応用編です。
取引先からクレームが入ったと仮定し、それに対する返信を考えてもらいました。
英語の返信案が返ってきましたが、内容としては概ね問題なさそうです。
ちゃんと謝罪、原因調査、今後の対応が記載されています。
日本語版も使えるようになったら、もっと便利になりそうです(詳細は後述)
1-5.表
最後は適当な決算書を入力し、分析をしてもらいました。
ちゃんと分析してくれました!流動比率6.2も計算できています。加えて今回は貸借対照表(BS)しか入れていないので、PL、CF、その他外部環境も考慮しなさいと返しています。
レバレッジに関しては上手く識別できていなさそうですか、ベータ版としてはまあまあと言う感じです。
2.どんな使い方ができるか?
自然言語処理と画像解析が組み合わさるといろんなことに応用できそうな気がしました。
今までは文章でしか対応できなかったものが、一気に幅が広がりそうです。BardやChatGPTに入れるために文字に変換していたもの(メールなど)も、今後はその手間がなくなります(スクショでOK)。
3.まとめ
画像解析機能が実装されたので早速利用、レビューしたみました。正直実際に活用するにはまだまだといった感じですが、大きな一歩だと思います。
BardがやればもちろんChatGPTも…というのでもっとAI競争、進化のスピードが早くなるのを期待しています!
4.設定方法
ちなみにBardで画像解析をするには設定が必要です。やり方のリンクを貼っておくのでぜひ使ってみてください!(現時点では英語版のみ対応)