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【米パフェ】今日も今日とてパフェ日和【IWAI】

カレンダーをめくるということは、月が変わったということだ。
2024年、え、もう2月?嘘でしょ?

2月にはじめてnote2024年の初投稿をする私。
あえて言おう。今年もよろしくお願いします!

通年で師が走っているかのような忙しさを抱える皆様。
1年の計を元旦にしたはずなのに、気づいたら2月になっていた皆様。
このあたりでもう一度気を引き締めるのにぴったりなものがある。

当然ながらパフェである。

今回も、お世話になった結婚式場がパフェを作った。
前回はトロピカルフルーツパフェ。
今回は米だそうだ。

米。
渋い。

バレンタイン間近でイチゴやチョコレートが世にあふれている中の米。

そもそも穀物じゃないか。
主食がデザートってどういうことよ。
気がつくと申し込みボタンを押していた。

前回のトロピカルはこちらでレビューしているので、ご確認いただきたい。
話はそれるけど同じ場所で同じ構図でとっているのに、こんなに印象変わるのね。すごい場所だわ。IWAI。

※前半は前回の記事と重複するので、前回読んだ方は「まずは対戦相手を知る」まで飛ばして読んでね。

結婚式場がパフェをやる

結婚式の会社が1日限定で実施するこの企画。
結婚式を問わず人生の節目をお祝いできるIWAIでは、頑張っている私達にご褒美パフェで祝わせてくれる。

しかもパフェに合わせてペアリングしたモクテルかコーヒーが飲める。
2名1組で申し込む必要があり、誰かとお疲れ様をシェアできるところがIWAIらしい。
(ボリュームあるのでお腹を空かせていってね)

パフェが好きだ

大事なことだから何度も書くよ。私はパフェが好きだ。

パフェはフルコースであり、バイキングである

フルコースとバイキング。
水と油のように相容れないこの2つがパフェの中には混ざり合っている。
コース料理を頼んだらバイキングはできない。
同様にバイキングを選んだらコース料理は食べられない。
この食いしん坊のジレンマをパフェは、パフェだけは祝福してくれる。
パフェは上から下まで順序立てられた設計。
一つ一つお皿に別盛りにすれば、それで美味しく召し上がれるものを、順番にちょっとずつ盛り付けてくれる。
しかも同じ皿に盛り付けるため、全てのバランスが美しくないといけない。
なんて贅沢で芸術的なフルコースなのだろう。

一方でパフェはその順序を裏切ることも許されている。
一番奥からひっくり返して食べても良い。
同時に食べても良い。
そこではバイキングのお皿に乗せた麻婆豆腐のスープが思ったより広がって、ソーセージにくっついちゃうみたいな現象が発生する。
パフェはそれも想定して設計されている。
バイキングの場合は混ざっちゃっても自己責任で諦めて食べるほかない。
しかし、パフェは違う。
混ざることは当たり前なので、
混ざったら美味しくなかったでは許されないのだ。

まずは対戦相手を知る

例のごとくホームページの文章をみながら想像を膨らませよう

今回のテーマは“冬の白”。
“スタート”や“調和”を感じるような白をイメージして作りました。

https://www.crazy.co.jp/news/parloriwai2402

ちょうど東京でも雪がふった。
雪見だいふくとかそんなかんじなのかな。
スタート、調和?あんまり感じたことないかも。

ライスチップスやパフ、日本酒やマッコリなどお米そのものを楽しめるパーツを軸に、洋梨や柑橘、林檎などこの季節の果物とのペアリングで、味わいや香り、食感をさらに立体的に感じられるパフェに仕上げました。

https://www.crazy.co.jp/news/parloriwai2402

なるほどね!主食のご飯のイメージが強かったけど、お煎餅や日本酒も米か!あまりにも日本人にとって米が同化しすぎていて気づかなかった。
でもおしゃれな果物は合うのかな??パンのほうがいいんじゃないかな。


さらに、白が共通点であるホワイトチョコやナッツ、ココナッツを組み合わせることで、水分や油分のバランスも良く、ぺろりと食べやすい1杯に。

https://www.crazy.co.jp/news/parloriwai2402

いや、これは無理じゃない?米にチョコ?ココナッツ?
私クリームシチューにお米あんまりなタイプなんだよな。
白に白がなんか・・・ね。
あまりにも未経験すぎて、なかなか受け入れられない自分がいるな。

パーラーイワイでは、季節のパフェと共にペアリングドリンクをお楽しみいただけます。

・ホットコーヒー
ケニア カイナムイファクトリー 深煎り 水出し
ケニアで良質なコーヒーを産出しているキリナャガ地区の中でも最高峰のコーヒーを生産しているファクトリーの一つ、カイナムイ。伝統的なウオッシュド製法でしっかりとした酸味とコクが特徴的なケニアのコーヒーを、深くローストすることでプラムジュースのような瑞々しさのある優しい味わいに。すっきりとした苦味にアフターの甘味、黒糖の様なニュアンスが心地よいコーヒーです。

・ホットモクテル
林檎と苹果茶
青森の林檎果汁をベースに、ミントのような清涼感が特徴の「苹果茶」と呼ばれる、中国雲南省の林檎の蕾を優しく煮出したお茶で割りました。仕上げにシナモンや林檎の花の蜂蜜で香りを重ね、寒い冬にじんわりと広がる甘さに仕上げています。

https://www.crazy.co.jp/news/parloriwai2402

あいかわらずペアリングドリンクは何言ってるかわかんない。
お茶に至ってはなんて読むのかもわからないよ。
でも飲めばきっと美味しいから一つずつ注文しよ。

当日を迎える

より最高の状態でパフェと向き合うにあたって、
いくつかの準備をしておこう。

  1. お腹を空かせるべし
    空かしすぎて、あっという間に食べてしまってももったいないので、ほどよい塩梅を大事にしたい。
    特に今回は米だからな。
    夜18時ごろに予約し、晩ごはん感覚で食べることにした。

  2. パフェにリスペクトを込めた衣装を選ぶべし
    米に合わせた衣装をあわせて、最高な状態でパフェに挑もう
    今回は「お米」と「スタート」の部分から、かっちりした感じはありつつ、色々な素材で米の多様さを表現してみた。この日だけはアイロンがけもうきうきだ。

活けてあるお花のポーズをするのが慣例行事
毎回季節に応じてお花が違うのが素敵

3.パフェが出るまでの間、全力でパフェのことを考えるべし

今回はプレイリストを作成した。
おせんべいや日本酒などのお米の幅の広さに気づかなかったため、
音楽を聞きながら、アーティストたちの米に対する思いを受け取りたかったからだ。

YOUTUBE MUSICで聞けるようにしたので、米パフェを食べる際にはぜひ活用していただければと思う。

DJ味噌汁とMCごはんのワードが心に刺さる。
「おいしいねって笑いあえたらイッツコメニケーション」

赤ちゃんのときからお粥、運動会にはおにぎり。
受験勉強の夜食。ひとり暮らしで初めて炊いたお米。
食卓にあることが当たり前で忘れていたけど、なぁお米。
君、親よりずっとそばにいてくれたじゃないか。
たまにカピカピにしたりしてごめんね。

日本に生まれてよかった。日本のお米が食べれて本当に幸せだ。
そんなありがとうをこめて今日のパフェを「いただきます」しよう。

いつものパフェ思考スポット。
相変わらず米と果物のマッチが想像できない。
序盤のりんごと梨が不安すぎる。
意外と中にお米がないけど、
米パフェといえるのか?


どうぞ、お米よ。きてくれ。今までの感謝をこめて
きみを「いただきます」したくてたまらないぞ!


心なしかプレートが雪にみえてきた。
雪の上、スポットライトにあたるパフェ。。
うつくしい。。
雪なごり 縁の下から 春の花 

私の攻め方

前回に引き続き、今回もボーリング調査方式を採用している。

ボーリング調査とは、穴を掘って地盤の状況や地層境界の深度などを調べる際に用いられる地盤調査方法です。(中略)

ボーリング調査は地面に円筒形状の孔をあけて、(中略)土のサンプルを採取します。これによって、掘っている部分の土質や強度が判断できるというわけです。

https://www.j-shield.co.jp/sumaken/geological_survey_spt/

つまりパフェにおいても、地盤を崩さないように穴を掘って、どういった地層になっているのか味のサンプルを採取し、どの味をどの程度混ぜて食べ進めていくか、あたりをつけていく食べ方のことです。

このとき、自分から見て奥側に穴を掘るようすると、
手前側のビジュアルをギリギリまでキレイに見れるのでおすすめです。

上層

米よ。今日はありがとうを言いに来たんだ。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、パフェはライスチップスで歓迎してくれた。
いつもの味だ。安心する。
上層は塩味や、オパリーヌや綿あめのような甘い味が強いため、
取り外し中層や下層との間に味を挟みながら食べることにする。
焼き魚をたべるときの生姜のような役割だ。
次に出会うのはマッコリのアイス、洋梨の日本酒コンポートと、大人になった自分を出迎えてくれた。
大きくなったね。そう呼びかけてくれるようだった。
お酒になった瞬間、懸念していたリンゴ、洋梨、イチゴがバッチリ合う。
これは果物のパフェじゃない。お米のパフェだ。
大人パフェすぎる。

中層

流れるように味が変わり続けるので、中層と呼べるのか難しい。
ずっと上層から続いているような出迎えっぷり。
さながら実家にいったときにご馳走がたらふくでてくるような歓迎
柑橘系のレモンやメロゴールド、ココナッツ、チョコと超豪華なおもてなしを受けるが、
お米のようなつぶつぶもちもちな食感が続き、
ご飯を食べている感覚が続く。

…すごいご馳走も嬉しいけど、わたしいつもの素朴なご飯が好きなんだよ?…え、何?

そ、そうか。ここでライスチップスをかじるのか!!
ほどよい塩味が味のリセットの役割をはたし、またご馳走がうまい。
年末年始にたべるお雑煮のお餅みたい!
正月太りまたしちゃうよ???

いや、糖質制限なんてお米に申し訳ないな??
さっき反省したばかりじゃないか!!ごめんお米!!食べるね!!!!!

下層

下層はホワイトチョコのディスクがあった。
ありがとう、もう帰るよ。実はもう2月だし。
え、これを割っていけって?
勢いよく割ると、綺麗にパキッとキレイに割れた。
中からはキラキラ輝く透明な美しい透明なジェルに、小さな□や○の練乳寒天やパールチョコレートがあらわれる。
まるで鏡開きをしているような感覚だ。
そうか。1年はまだ始まったばかりなんだ。
旧正月ではあるし。そうか、これから何しよう。
それを後押しするような爽やかな柚子(冬至かな)と腹落ちさせる百合根が胃に流れ込んでいった。

ボーリング調査の結果

今回のパフェは上層がずっと続いていき、最後に下層とメリハリの付いたパフェだった。
気がつくともう一度帰省していて、正月のようなご馳走をもてなされたかと思うと、最後はゆず湯に入っていた。
冒険は怖いけど、ライスチップがそばにいてくれるおかげで、ずっと食べ進められた。

ペアリングカクテル

今回のペアリングは特にコーヒーが驚きだった。
深く、渋く。
急須で入れる緑茶のような安心感、コーヒーでもだせるんだ。
パフェで少し冷えた体をほっと一息つかせてくれた。

ごちそうさまでした。じゃあいってくるね。

確かにもう2月になってしまったけど、過ぎた日々を嘆くのではなく、
これからどう過ごすのかが大事なんだ。
そんな大切なことを教えられたパフェでした。
またお盆には帰るからね!

うまかった!


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