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【無料note】人生に必要な100の言葉

●人生に必要な100の言葉

好き嫌いは、誰でもある、人間としての普通の感情です。

人でもモノでも好きになるということは、気持ちのいいものです。

この「好きになるという感情」が、人生を楽しくします。

しかし、好きと言う感情が、強くなればなるほど、嫌いという反対の感情が密かに頭をもたげてきて、その結果、ときには悩みの種に発展してしまうのです。

これはどういうことかというと、好きという感情が、嫌いという感情を排斥しようとするために起こるこころの葛藤です。

逆の場合もまた同じです。

どちらかの感情が強くなればなるほど、両者は仲違いを起こし、一方を受け入れなくなるのです。

何々が最高だ、とハッキリ言う人ほど、何々は大嫌いだ、とハッキリ言いたがります。

好き嫌いがハッキリしているということは、人間関係においては、他人に容赦がない、一分の隙も許しがたい、ということになりやすいのです。

こうなっては、人間関係がスムーズにいかないのは当然です。

それでは、どうしたらよいのでしょうか。

私が、いろんなところで言っている、「完璧主義の弊害」が、ここでもはっきり見えてきます。

人間関係で考えてみましょう。

欠点がないから、その人が好きだ、といういい方は危険です。

これでは、完璧を愛するという方向に進みますから、その人の欠点が少しでもわかってくるようになると、好きだった気持ちが、一気に、嫌いに方向転換してしまう危険があるというわけです。

逆に、その人の欠点に魅せられることは、しばしばあります。

この、欠点を好むという気持ちを、心理学では「救助願望」と呼びます。

ここではすでに、こころのバランスを重視する人間的配慮が見られます。

一分の隙も許さないという、極端な好悪の感情は、陰を潜めているのです。

ですから、相手の欠点に魅せられたという人は、人間関係もこじれることは少なく、とても幸せだと思います。

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