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生きるための死。

先日、テレビを観ていたら

あまり聞きなれない職業の人が

プロフェッショナルという番組で紹介されていた。


『葬棺師』

故人を棺に納めるために必要な準備を行う仕事


数年前に映画、

『おくりびと』

でも化粧師という死化粧をほどこす人が描かれていたが、

(まみていなので近々にみる予定)

亡くなった人を送りだす、

家族にとって大切な時間をつくる職業。

すごく素敵だなと感じた。


一年前に自分も、

ガンで母を亡くした際、

病院の人の計らいで、

美容師の妻に死化粧をさせてもらった・・。


亡くなった故人が幸せだったかはわからないが、

残された人が改めて、

あなたの家族として一緒にいれて幸せだった思えるよう、

お別れの時間はすごく貴重。

悔いを残すのではなく前向きに。


誰かの死が、

誰かの生に繋がるように。


人はいつか死ぬけど、自分事としては健康のうちは意識しづらく、

身近な人の死で命の尊さを感じることができ、

時間は有限なんだと改めて知る。


自分にとって残された時間がどれくらいかはまだ分からないけど、

一日一生。

毎日を大切に全力で。

言葉でいうのは簡単だけど難しいこと。


美容師という、

人にHAPPYを届けられる職につけた事に感謝しながら、

成長を繰り返しながら、

一歩一歩、歩んでいこうと

改めて考えさせられた日。

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