雑多な雑感――NPOの戯言㊱
《仕事⑩――あらためて仕事とは(1)》
「仕事①」で記したように、職業に貴賤はないというのがわたしの基本的態度(「ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)」があるとの留保は付くが)。ただ、仕事の内実には異なる価値があるのも確かなように思われる。たぶん、その基準となるべきは他者へ貢献度ではないか。もちろん、その度合いを職種別に計測するのは無理で、例えば、ゴミ収集の仕事は公衆衛生の観点から誰の役にも立っているが、奏でられる音楽で救われる人への寄与とは異質である。観光客を引き寄