ビジモ図鑑感想〜やりたい気持ちを産むビジネス
募集期間に間に合わなかった…… 。
でもせっかく読んだし。感想書いておきます。
目次
◆そもそも何で読みだしたのか?
◆好きな事例は?
◆気づいたこと、考えたこと
◆そもそも何で読みだしたのか?
・Twitterで流れてきて興味があった。
・noteで書いてみるネタを探していた。
・無料で全文公開っておもしろいし、無料なら読んでみようかな。
という軽い気持ちもウソではないけど…。読み終えてから改めてどうして読もうと思ったのか、もう少し読みたい気持ちを深堀りすると。
・今の公共のお仕事をビジネス図解すると何が足りないのか知りたい。
・ビジネスの仕組みに興味がある。
・自分のこんなコトしたい!を表現させてくれるビジネスってないの?を知りたい。
これらがどういう気持ちなのかを考えると、自分にとって大事なのは「やりたい!」気持ち。今の仕事は誰かに何かをやりたい気持ちにさせられているか、将来やるなら誰にどんなことをやりたいと思ってもらう仕事なのか、自分をやりたい気持ちにさせるビジネスってあるの?ということ、そんなことが気になって読んでいたのかな、と思います。
◆好きな事例は?
誰かを「やりたい!」気持ちにできているか?そこを大事にしたいと思って選ぶ好きな事例は「040 Unipos」さん
「やりたい!」気持ちになるシンプルな方法は人に感謝されること。じゃあ、感謝する人に「感謝したい!」気持ちを持ってもらうためには?まさにインセンティブを生むための仕組みがビジネス化されていて感心しました。
本文の中にもあるように、きっとこれが上手く感謝したい気持ちを生んで、感謝された人の何かをやりたい気持ちを生んでいくためには、金銭的なインセンティブを高め過ぎないことがポイントなんだろう、と。また、こうした感謝を形にする経済システムが概念的に良いモノだろうと言って、安易に社会全体に実装することには少し懐疑的です。企業のようなある程度の文化を共有できる人の間で使うのがいいのかと思います。そこをクリアするにはより強固な逆説が、それこそイノベーションが必要になんだろうなぁ。
◆気づいたこと、考えたこと
さて、全体を読んでみて、逆説の生まれるところってどんなところなんだろう。とても基本的なところなんだけれど、今まで使っていなかったモノや時間、今まで使いようがなかったけど、テクノロジーによって上手くマッチングさせられるようになって、というケースが目に留まりました(例えば017 Neighborさんや028 Vacation STAYさん)。
SNSの普及や地方などでのコミュニティを創る活動が増えてきていることを「人との繋がり方をそれぞれが自由にデザインできるようになってきた」こと、と私に教えてくれた人がいました。同じように、ビジモ図解で紹介されるビジネスは、私たちの普通の暮らしにある、今まで使っていなかったモノや時間を自分のやりたい!に沿ってデザインできるようにしてくれているものなのかもしれないなんて思ったりしました。
色んなビジネスを見ていくことで、自分や人の何をデザインできるようにしたいのか、ボランティアや公共事業ではなくてそれをどうやってビジネスにしているのか?考えるヒントをもらいました。もう少し、読んでみて自分のやりたい気持ちの解像度をあげていければ良いなと思いました。
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