ステファニー(研修初日)
研修初日はバスに乗りヨーサン大学に行ったのですが、バスの中がアジア人と黒人とヒスパニックのみでした。英語があんまり聞こえなくて、ここは本当にアメリカ?って感じでした。そういう地域なんでしょう、たぶん。
そんな感じでバスに揺られ目的地に到着しました。前日に下見もしてますので着くまではスムーズ。
時間より早く着き他の研修受講者と思しき人たちと何となく同じ場所に集まっていました、場所が大学なので普通に学生がいます。
なんか分からないけど人のいる教室に入って座ったら、普通の授業だったようで、隣の人にスタイナー(私が働く会社名)の研修?って聞いたら、ポカーンとしてたのでたぶん違うなと察し教室を出ます。
ステファニーという人が研修をすることになっていたのですが、顔もわからなかったので女性全員がステファニーに見えるしまつ。どのステファニーが本当のステファニーなのか皆目見当がつかない状態で、集合時間を迎えますがまだステファニーが来ない。来てたとしてもどれがステファニーかわからないのです。
集合時間から5〜10分くらい過ぎた頃になってる人たちがなんとなくざわついて来た頃に颯爽と1人の美人が現れました。
そう、ステファニーです。ついに
普通に遅刻です。何の悪びれた様子もありません。カルチャーショック!
片手にコーヒーを持ちヒールでツカツカ歩いて来ました、そして研修の行われる教室の扉を開こうとしましたが、鍵が閉まってます。
そのまま鍵を取りに戻ってしまいました。
まあ段取りは悪いです。遅刻してるのにコーヒー片手だったら、たぶん日本だったら注意されます。
すったもんだがありまして、研修が始まりました。参加者は日本人2人、後はどっかから来た外国の鍼灸師が4人くらいいたと思います。
そこから午前中は、怒涛の講義をノンストップのネイティブスピードちょい早めくらいの英語で昼休憩まで休みなし。午前中は3時間くらいだったと思いますが、話すのが早過ぎて、最初の1時間はあんまり何を言ってるのかわからない感じ、次の1時間は徐々に慣れて来て資料のページと話しが一致するくらい。
つまり最初の1時間はどのページの話かもよくわからずにただただ聞いてました。呪文です。
3時間目あたりでちょっと英語に慣れて来てるなと感じるけどノートにメモとかはできないです。なので午前中のノートはほとんどメモなし。
ステファニーはというと、教卓の上に足を組んで座りずっと話し続けています。教卓の上に座って足を組むスタイルは初でした。ずっとダメだと思ってましたが、全然OKみたいです、アメリカでは。
午前の講義が終わった頃には、「とんでもないところに来てしまったな」と思ってました。もう帰りたいです。
そのままみんなでランチへ、確かタイフードだったと思います。メニューがよく読めないことだけ記憶してます。何を食べたかは覚えてないです。
このランチ中に雑談が行われるわけですが、何を話してるのかちんぷんかんぷん。
「もしかして海外で働くの無理かも」ってなってます。
のちのち英語がどういう段階を踏んで上達したかは書きますが、この複数人で話題を共有するというのは、英語の習得としては結構上級の状況です。