新しい環境での気持ちの揺れ動き
遠くから訪ねてくれた後輩と、対話しながら自分の経験も振り返ったことを整理してみます。対話の前に、腹ごしらえしました。
新しい環境で感じる課題
新しい環境で、新しい人たちと協力して、自分の役割を果たそうとしているうちに、様々な課題を感じるものです。これまでの環境や経験と比較して、それぞれがいろんな課題を感じているものです。新しく始まった環境ほど、運用を軌道に乗せるまでは大変です。経験を活かそうとしても、通用しないことは応用と新たな発想も必要になる。
組織の方針はあっても、ひとりひとりが同じ気持ち、そんな理想通りには現実いかないものです。
①仕事ができればいいのか?
②自分の役割が果たせればいいのか?
③数値目標が達成できればいいのか?
クライエントの生活に支障が生じやすかったり、チームワークが上手くいかないと感じるなら、①②③が達成できても仕事は楽しくないし、やり甲斐も感じないものです。
何を考え、どう行動するか
いろんな人の集まりで組織は成り立っています。
皆が同じモチベーションとは限らないし、能力も違えば、個性も価値観も違います。
◆マッピングで確認する
よくやることが、自分なりのマップを作って、自分の立ち位置、視点を変えて眺めてみる。周囲の状況も重ねて眺めてみることです。
例えばこんな感じ
そうやって眺めていると、整理されてくることが多い。
そして、まず自分自身を客観的にアセスメントしていく。
◆感情に寄り添い力を合わせる
仕事に感情を持ち込んで行動してしまうことは適切ではない。
ですが、人間は感情がなくなることはない。
だから、不満やストレスも、充実感ややり甲斐も「感じ」ます。
論理的、合理的に話して、協力がしっかり成立する人もいる。
けれど、流れ作業のようで気持ちが繋がらないことも多い。
仕事はそれでいいと評価されやすいかな。
ドライに割り切って、適応する人で組織されていくかもしれない。
新しいどんな人が来ても、論理的、合理的、流れ作業の方が機能しやすい。
しかし、やり甲斐を感じなくなり続けたいと思わないことが多い。
離職者の課題に悩まされ続ける。
自分には合わないと思うことが多い。
メンタルを扱う仕事だったからか・・?
「チーム」「連携」「繋がり」を重視する業務ほど、「信頼関係」も重要視される。
注意点は、「信頼」という思い込みで、自分が勝手に期待を押し付けない。相手の立場や気持ちの変化もありのまま冷静に受け止め、期待しすぎない。
「流れ」を俯瞰する
改善したい気持ちが強すぎても、流れに逆らう言動ばかりしても、独りよがりになりやすい。事を成すためには、ひとりで抱えない事です。
それには、時間も根気も必要ですが、「流れ」を俯瞰していると、力強い後押しがあったり、失敗やトラブルなど、何かしら起こるものです。
それがキッカケになり、チャンスになり、焦らず、その積み重ねが、土台の一部になっていくものです。
私生活を大事にする
「熱意」や「〇〇しないと気が済まない」があるほど疎かになりやすいですね。昭和は大歓迎な思考だったと思います。「仕事で息絶えるなら本望」が美談になったりしますね。人によって価値観が違うので、良いとか、悪いとかではないけれど、昭和を過ごした自分には、そんな価値観が根強くあります。
特別なことではない。けれど、続けることが難しい。
だから、反省した経験もたくさんです( T_T)\(^-^ )
何かが疎かになってしまえば、仕事のパフォーマンスが落ちることになるし、仕事を続けられなくなることにもなります。
仕事も充実して続けることができるのも幸せと思います。
思うようにいかなくて、悩むことも人生ですから誰でもあります。
何を大事にするか、どう行動するか、自分次第です。
後悔することがあっても、学んで成長して、最後は、いい人生だったと思えるように歩んでいきたいものです。