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「実践報告会」参加して良かった

未処理の仕事があることと、翌日に午前午後と予定があるから、参加しないことも選択肢にあったけれど、参加して良かった。
昨年度、発表をさせていただいた時以来の小田原に向かいました。

2025年1月25日(土)おだわら市民交流センターUMEKO
神奈川県精神保健福祉士協会の実践報告会が行われた。
各発表内容に関する感想を残しておく。

子ども家庭支援ワーキンググループの誕生とこれから

子どもを取り巻く環境や支援の現状が気になるこの頃です。
このnoteにも、「未来の社会」「子どもたちに何を伝えていくか」そんなことの不安や大切さを書くことが何度もあったと思う。
「ボランティアの繋がり」「地域食堂」「療育センター支援者との繋がり」「区分認定訪問調査」「動画制作」様々な活動で子育て家庭の悩みや課題を耳にすることが増えたこの1年だったので、興味深かった。
今後、都合が合えば、ワーキングや研修など参加してみたい。


精神保健福祉士の職業性ストレスについて

アンケート調査を実施した経過報告を兼ねた内容で、どんなことにストレスを感じやすいのか、その対策などを考える上でも大事なテーマだと思う。
昨年度に発表した内容にも重なるところもあり、セルフケアの大切さを多くの支援者と共有できたらと感じた。
目の前のこと、求められることへの対応に時間を割いて、セルフケアが疎かになりやすい支援者が多いと思うだけに、多くの人に関心を持ってほしい内容だと思う。


フットサルプログラムの実践

クリニックのデイケアで新しく取り組まれているプログラムの、目的、効果、現状、課題などを聞きながら、利用者もスタッフも向き合う中での揺らぎや変化の現在進行中の内容が、プログラムや参加者による違いがあり、参加者もスタッフもグループも生き物だからこそ、葛藤し向き合いながら選択してお互いに成長できることを信じる気持ちを感じた。


50代からの精神保健福祉士キャリアスタート

50代になってから国家資格を取得し、医療機関で実践を始める中で、50代の新人だから考える衰えと成長の悩みとの向き合いは、とてもいい刺激で勇気をもらえる内容だった。
サクラシートが有効活用されているいい事例でもあると思った。
40代、50代に資格取得する方にとっても、そうした方の採用を敬遠しがちな現場にとっても、参考になると思った。
社会人経験の多くの知り合いが実習先が見つからないとか、スタッフより年上で未経験は採用しにくいとか、話はよく聞く。そう思っている現場はまだまだ多いだろうけど、このままでは人材不足が加速するだろうから、今回の発表された職場のように、年上の方でも採用し指導するという意識改革も必要だと思った。


学生を対象とした精神保健福祉士を目指してもらうための動機づけに関する取り組み

以前、参加していた実習ネットワーク委員会の内容だけに、関心度は高いテーマで、楽しみにしていた一つです。
現在も、実習巡回指導や特別講師で学生に関わる機会に、現場の声や体験から魅力を感じにくい話も聞いたりしたこの1年だった。
地道に少しずつ動機づけの活動の実践や、魅力の伝え方の大切さ考えさせられる内容だった。


家族会の「心身障害者医療費助成制度の改善活動」

神奈川県内の重度障害者医療費助成の状況が、同じ県内でも多くの市町村で精神障害者が対象にならない範囲があり、様々な違いが生じている制度の現状を知ることができた。こうした制度改善の働きかけを、様々な関係者が許力して変えていく活動も大事だと思った。
そして、ヤングケアラーがよく言われるようになった現代ですが、オールドケアラーの課題にも着目する必要もあることを再認識することができた。


全体的な感想は

それぞれの報告発表内容について感じたことを、今後の活動にどのように活かせるだろうか、ただの感想だけにせずに、一つでも実践に繋げていけるように考えたいと思いました。
そして、残念なのは、こんなにいい機会をたくさんの方と共有でたらもっといいのにと思うのでした。

会場でご挨拶できた方ともう少し話せたらと、会場近くでの交流に一次会だけ参加した。こういう場での会話は、いろんな話が聞けるのがいい。

実践報告会も終了後の交流も充実した日でした。
関心がある内容ばかりだったので、これからの自分自身の活動の動機付けになりそうです。

昨年度の記事も参考に

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