どんな職場で働きたいか
働きたい職場の条件は人それぞれ
・給料がいいところ
・残業が少ないところ
・休みが多いところ
・人間関係がいいところ
・職場環境がいいところ
・教育指導がしっかりしているところ
・成長できそうなところ
・やり甲斐を感じるところ
・ストレスが少ないところ
・やりたいことができるところ
人それぞれの優先順位で、いろんな条件があるのが当然ですね。
年功序列が常識だった昭和世代の僕は、随分と社会の常識が変わったなぁ・・と感じます。
20代、30代、40代、50代と転職や転勤や退職を経験して、人事を担当していろんな学生さんや後輩が職場に求めることを聞いて、その後どうなったかも耳にしながら感じてきたことがあります。
・給料がいいけど、ブラックだった。
・残業少なくていいけど、人間関係が良くない。
・人間関係は良かったけど、上司がかわってストレスが増えた。
・やり甲斐はあるけど、ハラスメントや苦手な人がいてストレス。
・経営方針が強くて、やりたいことができない。
・いいと思って期待していたせいか、そうでもなかった。
いいと思って入職したあとに、実際にこんな話を聞くこと多いです。
「いい」の基準は人それぞれ
人から「いい」と聞いて選んだけど、確かにいいところもあるけど、大変なところもあるよね。
「いい」と聞いたけど、私(僕)には合わないところもあった。
中に入ってみると、いろいろあるよね。
人によって「いい」の判断は、共通認識のようでいて微妙に違ったりするから、実際に経験しないと判断つかないものです。「いい」という情報を期待せず、「情報の一つ」として冷静に判断することが大切ですね。
「いい」状態が続くことはない
理想通り、期待通り「いい」条件の職場で働くことになったとしても、油断してはいけないです。
必ず変化していくし、変化しなければいい状態も続かない。その変化でどんな影響を受けるかはわかりません。
「働く人」「組織」「経営方針」「社会」「顧客ニーズ」「自分のライフサイクルやライフイベント」いろんな要素が常に変化していくもので、「いい」と思っていたことにしがみつくほど、「いい」と思えなくなるものです。
「いい」を求めるだけは、うまくいかない
うまくいかないことを、人や組織のせいにする。
自分が変化しないと、成長できなくなる。
どんな職場に行っても不満を感じることが増える。
何をやっても、うまくいかないと感じることが増える。
自分だけ「いい」は、周囲に受け入れられない。
そんなものです。
自分で「いい」状態をつくるためにできることを考えて、できる努力も必要になるものです。
「いい変化」を一緒に考えて協力できるか
今が「いい」と満足できてもできなくても、不満が増えていても、「いい」状態を目指すために何が必要で、自分に何ができるか、同僚やチームで何ができるか、そうやって常に「いい変化」を求めていく環境と自分自身がいれば、不満なことは改善できる目標になり、改善して実績になり、経験になり、スキルになっていくものです。
「いい」と思っていることは一面に過ぎず、長続きもしないから、将来を予測して準備するくらいの気持ちが必要だと、わかってくるものです。
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