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単語帳を作る意味と、勉強ができる人の部屋との関係性〜アメリカの生活の中で見えたこと〜


こんにちは!! ミネソタでは4月のど真ん中に、なんと4月のど真ん中の今、雪が降りました(笑)昨日の夜積もってました・・・。

やっと7ヶ月の冬を越えたかと思いきや・・・。


さて、昨日ですね、やっと一冊の単語帳が完成して、新しいノートを購入したんです。

結局747単語の単語がノートに記されました。

去年の夏ぐらいからかな?
真剣にこのノートを作り始めて、一冊が終わった感じです。
内容は、知らなかった単語をナンバリングして記していく、発音記号、その他日々で出会った発見をヘッドノートみたいにして、後で振り返ることができるように記しています。

この単語帳の内容とか効果とかにも触れていきたいのですが、


今回は、「単語帳と勉強ができる人の部屋の相関性」

っていう奇妙な記事をかいてみます!

1️⃣ 単語帳の効果

知らない(使える気がしない)単語をとりあえず書き下ろしていった。

単語帳って、大学受験の時は「単語カード」で同じことしてたし、過去にも採用したことはあるんです。でも、今回は今までのやり方をひとまとめにした「決定版」みたいな感じでした。

なぜ今回の単語帳を始めるようになったのかというと、

「academic vovabulary」 をほとんど覚えた気がしたからです。

この話をしないといけないなと思いながら、記事を書けずにいるんですが、
この話をしだすと長くなるので、本記事の前提として必要な部分だけ説明しますね。

academic vocabulary list や generel word listというものが存在するんですけど、

要は High Frequent Wordsをまとめたものです。

要の要は、「この単語よーーーく使われまっせ」ってリストです。

ちょうど大学院一年目が終了して、気が遠くなるほどの英作を毎日毎日行った結果、このリストにある語句はほとんど既視感あったし、使えるなという気がしました。

このHIgh frequency word ってCore wordsとも呼ばれて、英→英辞書ではこのCore Wordsが英単語の説明に使われます。

英英辞書を使え!!

って意外と「基礎英語〜中くらいのレベルかな?」って人には超、超無茶ぶりです!(笑)

だって、知らない単語が知らない単語ばかりで説明されたら、無限ループですよね。

それよりも、Core Wordsを先に攻略しちゃ方が早い。

さて、ここで「単語帳の効果」に戻りますね!

色々ある「単語帳を使う効果」のなかで、僕が一番「これが一番の収穫じゃねえか?」と思ったのは・・・

「プレッシャーを軽減する」

ってことです。

人って、「〜しなきゃ」ってのが記憶の端に溜まってるとそれが「不安」とか「何からしたらわからない」というソワソワに変わるんですって。

頭の中の「キャッシュ」を掃除してあげる、軽減してあげる

この効果が期待できるのです。

そして、書き留めて(ナンバリングしておくことで)、どこかで同じ語を見つけた時、「これみたことあるねんけど?」って既視感が湧いた時はそのノートの箇所を探します。この既視感があるにも関わらず、頭の中に留まってないって時は、ちょっと多めの時間をとって発音を確認しなおしたり、例文を作ってみたり、わざとリサーチペーパーにその言葉を使ったりして、記憶を強化します。

単語って、「その時に何回書いたか」よりも「短期間に何回見たか」によって「長期記憶に残っていく」んですね。長期記憶に繋がっていくアシスタントとして、発音などの音要素や、例文での使用感なんかがあります。

研究で解ってるらしいんですけど、線を引く「ハイライト」って行為もこの効果を狙ってるんですって。プレッシャーの軽減(キャッシュの削除)

2️⃣ 単語帳と部屋の綺麗さどう関係あるねん!

部屋が綺麗な人は成功する?

いや。成功している人の部屋は綺麗!

掃除をしたから成功するんじゃない。これ結構混同されて語られてると思います。
部屋を綺麗にしても何度も掃除しなきゃ片付かないなら、それは表面が整ってるだけだし、別に部屋を掃除したからといって、その先に成功が待ってるわけじゃない。

ただ、勉強ができる人の部屋は例外ないくらいに綺麗・・・。

ここで例を出したいのだけど・・・。
あんまり友達の部屋をぱしゃぱしゃとるわけにもいかんので・・・。

僕を一応、一回だけ「成功している人」の分類に入れていいですか?(笑)
はははははは、いや成功なんてしてないんですけど、大学院の成績は結構良いので(笑)

GPA 1.98という前代未聞の大学時代の成績から、

「アメリカでの、第2言語での、修士課程(アメリカの修士は難しいんだぞ)」(むっちゃ頑張って自分をすごく見せてみます)で、

GPA 3.6だから許して(笑)

おいおい、4.0取ってから言えや!という声が聞こえてきそうですが、すいません・・・。どーーーしても苦手な分野が足を引っ張りました・・・。

シカーーーーシ!!とりあえず二学期からは基本Aだったんだから許して!!

あかん、前提作りにだいぶ時間を・・・。

さて、戻しますね。一応、僕とか僕の博士号に進む友達とか、僕と同じ時期に入った友達は全員優秀やったんですけど、その共通点は、「部屋が綺麗」だった。

僕はもともとそんな部屋を綺麗にして、っていうタイプじゃなかったんですけど、この2年の間に空間作りにはこだわるようになっちゃいました。

今パッキング中だからちょっと片付いてないかもしれんが・・・。

「綺麗=何もない」の方程式が頭の中にいる人には先に謝っときます。
すいません。どっちかっていうと、「活動するスペースの快適さ」重視です。

机の奥側は、作業スペース。
左には作業中に必要になるグッズを置いてます。(単語帳や日々のノート、ペーパー)

少なくとも写真くらいの落ち着きを作ってからしか作業はしません。
僕の中で、このスポットで作業する=ゾーン状態に入る の構図なんです。

さて、ちょっと友達の部屋をパシャリ。(この友達に先に謝っとこう、すまん)



これはどこで勉強するのか??

ルームメイトの部屋です。
先に断っておきますが、彼はかなり優秀です。
ただ、最近悩みまくってます。その悩みは、世の中の多くの人(かつての僕)と同じもの。

先延ばしにしてしまう。

ってやつです。Procrastinationってやつですな。英語でYouTubeのビデオ探したら、大量の「先延ばしをしないためのアドバイス」ならぬビデオ出てきます。

部屋だけ?いいえ。

奥の鍋も汚れたものが・・・。

キッチンにも彼が食べた、何かを作った後の残骸が・・・。でもね、これ夕方くらいになったら彼が片付けるんです。

「片付けるんやったら良くね?」

僕もかつてはそう思ってました・・・。

要は、「それが心の(頭の)キャッシュになっていなければ大丈夫」だと思います。

もう1人のルームメイトは、自分が汚していても気にもしません。
人が汚していてもその汚れに気づきもしません。完璧な「鈍感力」。こういうタイプは、頭の中に「キャッシュ」がたまらないんでしょうね、幸せそうです。

ただ、この写真提供者(勝手に)は違います。
彼22歳のアメリカ人。
ずっと僕や周いの人に人生の悩みを伝えてくれてます。


僕のアドバイスは、「目の前のことを一個一個片付けたらあとはついてくるって」

やったんですけどね・・・。まあ効いてないからこんな惨状に。

彼の頭の中では、もちろん

「部屋片付けたくらいで宿題できるようになったら苦労せんわ!」

でしょうね。

しかーし、彼の「先延ばし癖への苦しみ」は終わらない・・・。

“Do your work, Bitch. You will NOT get work done on discord.”

この付箋・・・使い方間違ってます(笑)
これ「キャッシュ」を「強化」しちゃってるので、メンタルには最高に良くないです(笑)それやったらまだみつをさんの言葉張ってる方がいくらかマシでしょう。

これ、この友達が悩みに悩んで・・・。悩んで悩んで書いた言葉です。

この字だけ見ると病んでるかもしれないですね。

ちなみに、彼は優秀ですが、学期を追うごとに課題に取り組む時間が減り、就職活動は人から乗り遅れ・・・。

かなり苦境におります。(これを書いている今、まさにドアの向こう側から洗い物の音が聞こえます)

彼、この苦境の「原因」を以下のように分析してます。

● ビールをやめるべき
● 彼女ができないから、自尊感情が高まらない
● ピザなどのジャンクフードをやめるべき
●ご飯を炊くなど、健康食を食べる

二つ目はさておき、この解決策も「言わずもがな」ですが・・・

先延ばし中です!!絶賛!!!!!

おそらく今日もピザを食べるでしょうね。
米と炊飯器を買ったのを一年前に見ましたが、ついに越冬しましたーーーーー。

「こいつだけちゃうん?」

って思う人・・・わかります・・・。僕も完全にそう思ってました。

でもね、彼の頭の中は「キャッシュ」だらけなのです。
そして、「本当にやらなきゃいけないこと」を考えたり、それに取り組もうとすると「不安」が襲うわけです。

だって、頭の中は常に「容量オーバー」ですから。

(ちなみに10分経ちますがまだ洗い物してます。食べた後に洗ってたらおそらく2分も要らなかったでしょうね)

最後にこの写真でとどめだあああ!

リビングの机に散らばったチラシたち(ご飯食べるたびに端っこに退けるんです。僕が用意したボックスには入れないんですよね・・・。)

これも、今朝彼がポストの手紙を取ってきてこの状態です。

「もしかしたらクーポンとか使えるかも」

これを信じた僕が馬鹿だった!
1年前に来たチラシいまだに転がってますからね(笑)

そう、人間とは非常に面白い!!

● 後でやるから!!

本当に後でやっても、潜在意識は「やらなきゃ」ってずっと考えている。
やらなかったら、「やらなきゃいけないことをやってない」という自責の念。

どちらにしても不要な「潜在意識のゴミ」、キャッシュが貯まるんです。

これが不安を、プレッシャーを生む。

ここでようやく単語帳使用とのつながり見えてきましたか?

すいません、前提が長くって。

学習も同じなんです。
脳みそって本当に高度すぎて僕たちのわからない「潜在意識」のなかでものすごく多くのタスクをこなしてくれてます。

ネガティブなことが頭の中に残ったり、後悔が頭を支配したりするのもそういう潜在意識の働きかもしれないですよね。

汚れが見えている、いらないものが周囲にある。でも宿題しなきゃ!!

これ、「容量が少なくなっています」ってアラートの出てるマックで動画編集しようとしてるのと同じです。


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