奈良に新たな『歴史』が刻まれた瞬間を観ました
けっこうおおげさな表現かもしれないですが(^^;)
2022年11月5日、サッカー・日本フットボールリーグ(JFL)に所属している『奈良クラブ』が2023年シーズンからのJリーグ昇格を決めました
1993年から始まったJリーグですが30年の時を経て、奈良県にもJリーグのクラブが誕生することになりました
1.鴻ノ池で立ち会う!
10月29日に勝利し、次の試合で引き分けでもJリーグ昇格が決まった奈良クラブ
ただ、私としてはホーム・鴻ノ池(ロートフィールド奈良)で決まるかもしれない試合に行くかどうか迷っていました
そんな中、昇格が決まるかもしれない試合に日付入りのチケットに交換できるということで、郵便局でチケットを買ってきました
奈良県民の一人として、土曜日は鴻ノ池に行くと決めました
2.声出し応援が戻ってきた
試合当日の朝、JR奈良駅からバスに乗ろうとしたら乗り場には列になっていました
以前は列になることは珍しく本当に試合があるのかなと思ったくらいでした
スタジアムに入り日付の入ったチケットに交換してもらい、外で行われた『スペインデー』でのトークショーを見て、スタジアムグルメをいただきました
昼間からビールって悪い大人だなぁ(^^;)
からあげをいただいていると、選手たちがウォーミングアップを始めました
そして、サポーターによる声出し応援が復活しました
久しぶりに鴻ノ池でも聞くことができて、以前の日常が戻りつつあるのだなと感じました
3.値千金のゴール
9月に行われた大分戦や10月に行われた鈴鹿戦と同様に、ゴール裏で観戦しました
声出し応援エリアなので声を出して応援したのですが、事前にチャント集(選手のチャントをまとめた様式)を用意していなかったのであまり声が出なかったです(コールリーダーさん、すみませんm(_ _)m)
試合ですが目の前での昇格を見たくない、相手のヴィアティン三重が優位に進める場面が続きました
チャンスの場面がそれほどなかったのですが、後半に期待しました
後半も一進一退の攻防が続きます
刻々と時が進み、他会場の結果次第もしくは次節以降なのかと頭がよぎった87分でした
ゴール前正面から打ったシュートは低い弾道でした
相手キーパーがはじくと思った瞬間、ネットを揺らしました
きたぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー
この試合は黄色のユニフォームで試合をした奈良クラブの選手たち(おそらく全員)がゴール裏へ走ってきました
そしてゴール裏に陣取るサポーターたちも集まってきました
私も行こうと思ったのですが、くつをはいていなかったことと冷静な自分に我が返って行くことはしませんでした
残り3分+追加時間、何があるかわからないのは様々な試合を観ているだけに最後の笛が鳴るまでわからないのがサッカーですから
ただ・・・
『感じたのはシュートからゴールまでの瞬間はスローモーションだったのは私だけでしょうか』
90分が過ぎた時、1年前に千葉で感じたことが再び・・・
初めての鴻ノ池
初めての橿原でラインダンスを見た時のこと
いろいろありましたし、行動制限があって奈良で試合を観ることのありがたさも感じました
そういえば野生の鹿が見えてからの試合が中止になったことも
いろいろ思い出すうちに、Jリーグ昇格への笛が鳴りました
4.『ありがとう』そして『おめでとう』
試合終了の瞬間は、ほっとしました
うれしいという感情はあまりなかったですし、どこか冷静な自分もいました
奈良県民として『ありがとう』、サッカーファンとして『おめでとう』の気持ちです
試合が終わった後に、対戦相手のヴィアティン三重の選手たちが真っ先にゴール前に集まりあいさつをしました
応援しているサポーターよりも先に来たことで強い印象が残りました
奈良クラブの選手たちも相手のヴィアティン三重のサポーターにあいさつをして、バックスタンドから奈良クラブのゴール裏に来ました
久しぶりに見るラインダンス、選手たちとの記念撮影と共に喜びを共有できてよかったです
この試合が今年の奈良クラブ、最後の試合観戦となりました
鴻ノ池で4試合、橿原で3試合(中止もありましたが・・・)とたくさん観ることができましたし橿原ではすごい試合を観ることもできました
来年のことはまだ何もわかりませんが、言えるのは『奈良県民』の一人として『奈良クラブ』を応援することには変わりません
次に観に行く時は初めて見る『J3リーグ』の開幕戦であってほしいです
長々となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます