【CIN】日本人から見たレッズ
みなさんこんにちは❗
MLB30球団ファン合同note、CIN担当の中山です。
いきなりですが、クイズです❗
この中でシンシナティ・レッズのマークはどれでしょう?
出来る人は他の3つはどこのチームか分かりますか?
シンキングタイムは1分です❗
では、答えを発表します。
正解は~~ドン‼️
左下がレッズでした~😁
みなさんどうでしたか? コメント欄にいくつ正解したか教えてください! (ちなみに私はレッズ以外分かりませんでした笑笑)
というわけで笑笑
ここから本題に入っていきます。
第3回目の今回はタイトルにもある通り日本人から見てのレッズということで
なぜ、日本ではこれほどシンシナティ・レッズは人気や知名度が低いのかということについて調べていきたいと思います!
~レッズの簡単な歴史~
概要
シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)はオハイオ州シンシナティにあるナショナルリーグ・中地区に所属するチームです。略称は【CIN】
ホームスタジアムはグレート・アメリカン・ボール・パーク(Great American Ball Park)
チームは1881年創設され、チームとしては1869年から存在しているため、シンシナティ・レッズはアメリカ合衆国最古のプロ球団でもあります。
チームカラーは赤・黒・白
チーム名の由来
1882年に現在のレッズに繋がる「シンシナティレッド・ストッキングス」が新たに創設されました。当時はアメリカン・アソシエーションに所属し1882~1889年までをこのチーム名で過ごしました。
そして、1890年にアメリカン・アソシエーションからナショナルリーグに鞍替えし、チーム名も「シンシナティ・レッズ」に変化されました。この「レッズ」は旧チーム名の「レッドストッキングス」を略したものです。
途中、1954~1958年まではチーム名が「シンシナティ・レッドレッグス」となっていましたが、1959年には戻り今に繋がります。
獲得タイトル
レッズは今までにワールドシリーズを5回制覇しています。リーグ優勝も9回、地区優勝10回ワイルドカード1回成績を残しています。
特に1975・76年の2シーズンは球団の全盛期でした。
当時の主力メンバーには今でもメジャー史上最高のキャッチャーと言われる
ジョニー・ベンチ(Johnny Bench)
ケン・グリフィーJrの父親としても有名な ケン・グリフィー・シニア(Ken Griffey, Sr)
MLB通算安打数1位4256安打のヒットメーカー
ピート・ローズ(Pete Rose)
といったメンツです。他の選手も有名な選手ばかりで当時は最強打線と言われていました。
このときにチームについた愛称が「ビックレッドマシン(The Big Red Machine)」
当時はアメリカだけでなく日本でもレッズ旋風が起こり、1978年に日米野球では17試合を行いベンチが9本塁打の大活躍でチームも14勝2敗1分けでした。
1990年には再びワールドチャンピオンになりましたがそれ以降、優勝はしていません。
2010年と2012年には地区優勝をしましたが、共にディビジョンシリーズで敗退しました。
2013年はワイルドカードでプレーオフに進出したがピッツバーグ・パイレーツに敗北しました。
2020年の短縮シーズンでもワイルドカードで出場しましたが、ATLに敗北しました。
そして、現在までプレーオフ進出は出来ていません。
~何で人気がないの?~
ここまで読んでいただいた方は「なるほど~、レッズってこんなチームなんだ」と思ってくれたと思います。(たぶん…)
そこで、こう感じた人もいるかもしれません。「今は弱いけど昔は強かったし何でここまで人気がないのだろう?」
そこでここからはなぜレッズが人気がないのかを深掘りしていきたいと思います。
メディア露出が少ない
まず、これです。日本でも人気のあるNYYやLADなどはビックマーケットチームでスタープレイヤーも多いためニュースやネット記事、YouTubeなどでも頻繁に取り上げられます。それ以外にもマリナーズに所属していた時のイチローさんのようにチームが勝てなくても絶対的なスターの影響で取り上げられたりもします。
実はそんな選手がレッズにもいます。
それが、
ジョーイ・ボット(Joey Votto)です。
2002年にレッズにドラフトされてからレッズ一筋のボットですが、イチローさんを尊敬しており自身のことを「カナダのイチロー」と謳っています。2021シーズンには2000本安打を達成しました。勝てないながらもチームを引っ張り、現役選手ながらもチームのレジェンドプレイヤーでもあります。
このようにレッズのスターとしてキャリアを歩んでいますが、そんな彼をもってしても日本での知名度は低く、人気は高まりませんでした。
日本人選手がいない
やはり、私たちは日本人ですので日本人選手がいれば自然と応援をしたくなりますし、興味を持ちやすくなります。メディアも取り上げやすいですしね。
例を挙げると今までに13人の日本人が所属していたNYMや11人が所属していたSEAなどは日本でも人気チームですね。
他にもLAAの大谷選手のような圧倒的なスターがいればチームの人気や認知度も上がりますね。(チームが好きなのか、大谷選手が好きなのか微妙な部分もありますが、)
反対にレッズは日本人メジャーリーガー1人と雲泥の差です。
あと、今回調べて意外だったのはSTLの日本人メジャーリーガーは田口壮さんだけというのは驚きました。もっと多いイメージでした。
チームが弱い
プレーオフに最後に出た2020年以降、それ以前からチームは低迷しており、2021年シーズンオフには年俸削減のためジェシー・ウィンカーとエウヘニオ・スアレスをSEAにトレードし、先発のソニー・グレイをMINに放出、ニック・カステラノスもオプトアウトしFAとなりました。結果的にレッズからのQO(クオリファイング・オファー)を拒否しPHIに移籍しまいました。
主力選手がいなくなり大幅な戦略ダウンになりました。
活躍していた選手がいなくなるのはファンからすればおもしろくありませんね。
ご覧の通り、レッズは30チーム中24位と低いです。ですが、それでも最下位ではないところを見るとアメリカでは根強いファンがいる証でもあるかもしれません。
これからのレッズについて
ここまで日本人になぜ人気がないかを書いてきました。しかし、そんなレッズにも希望の光があります。
2020年には当時埼玉西武ライオンズの秋山翔吾選手が移籍をしました。
この移籍によってレッズを知ったという人も多かったと思います。これにより、MLB30球団全てのチームに日本人選手が所属したことになりました。
レッズにも初めての日本人選手が来たということで、これからメジャーに行く日本人プレイヤーがレッズを選択する可能性も高まったと思います。
次世代のスターの台頭
現在、レッズには注目の若手プレイヤーが在籍しています。
野手はジョナサン・インディア(Jonathan India)
ワイルドな髭と髪が特徴のインディアは現在、25歳。
ポジションはセカンドを守っており2021シーズンにメジャーデビュー。
球団史上8人目の新人王を受賞しました。
2021年と2022年の成績です。
ルーキーシーズンはWARが3.9と高めですね。
打率も2割中盤とまずまずですが、三振の数がかなり多いです。
課題なのが、守備です。
エラーの数が2021は15、昨年も10と多いです。DWARも2021は0.3プラスでしたが、2022はマイナス1.4となっています。守備範囲はシフトがあるためコメントしづらいですが、特別広くはないと思います。
2022年はシーズン途中に自打球などでケガをしてしまいチームからも離脱している期間があり、成績も前年より低下しました。
ですが、まだまだこれからの選手ではありますし、将来はオールスターなども充分狙える選手です。
ファンからの人気も高くシンシナティのFan Favorite Playerです。
今シーズンは是非、飛躍の年としてほしいですね。
ちなみに、彼はファンの間で聖人としても知られており自閉症の子供とのエピソードが有名ですね。
続いて投手はハンター・グリーン(Hunter Greene)
私のお気に入りの選手です。
前回の投稿ではグリーン選手だけでかなり書きました。
⬆️合わせてどうぞ👍
詳しいことは前回の記事に全て書いてあるのでここではかんたんに書きます。
昨年、メジャーに昇格したルーキーです。年齢も23歳と若くチームだけでなくリーグ全体からも注目をされているプレイヤーです。
特長はMAX166km/hのストレートとキレのあるスライダーが武器です。
シーズン途中には160km/h以上のボールを1試合に39球投じ、MLB新記録を樹立しました。
この2人を中心に今シーズンは頑張ってほしいですね。
まとめ
今回はレッズという球団について日本人のイメージなどをもとに書いていきました。これからは人気調査なども行い世間ではどれぐらいの人気かなどを調べていきたいと思います。
今回紹介した選手以外にもまだまだたくさんレッズには注目の選手はいるので順番に紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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では、次の投稿でお会いしましょう。
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