#1 「吉村 勇」をこの一記事でひとつひとつわかりやすく。
「今熱中していることはありますか?」
みなさん初めまして!
新たにColorbathのインターンとして加入しました、現大学4年生の吉村 勇(よしむら ゆう)です。
Colorbathではよしぴーと呼ばれています。
開始早々質問を投げかけましたが、これは僕にとって「熱中」が大事なキーワードだからです。
以下、自己紹介も兼ねて、これまでの僕の人生と「熱中」についてお話しします。
人生振り返り
〜小学生の頃〜
5歳から縁あってヴァイオリンを習い始め、誰にも言っていませんでしたが、「プロヴァイオリニストになる!」と密かに燃えて毎日練習をしていました。
とはいえ小学生なので、「ゲームやりたい!」とか「友達ともっと遊びたい!」とは当然思っていたのですが、課題曲をどんどんクリアして先生に褒めてもらうのが嬉しくて、発表会で保護者の方々から褒めてもらうのが嬉しくて、完璧に仕上げたい!!みたいな。
そんな気持ちでのめり込んでました。
僕の「熱中」の原点です。
〜中学生の頃〜
この時期はひたすら野球に「熱中」していました。
地元のクラブチームで、レベルの高い環境、そしてかなりのスパルタ環境に揉まれた3年間でしたが、同期内でポジションが空いていたキャッチャーに無謀に挑戦したり、放課後毎日自主練をしたり、色々できることをやった結果、なんとかスタメンで試合に出れるまでになれました。
とにかく上手くなりたい、試合に出て活躍したいと「熱中」した時間でした。
〜高校生の頃〜
この時期も野球に「熱中」しました。
高校3年生で本格的にレギュラーに定着し、最後の公式戦である夏の大会では、吹奏楽部、バトン部、そして全校生徒の応援を背にプレーすることができました。勿論3年間練習した日々もそうですが、それ以上に、もう一生味わえないと思うほどの高揚感があり、そして超大声援を背にプレーしたあの夏の時間は正しく「熱中」そのものでした。
〜浪人生の頃〜
野球部を引退して死ぬ気で勉強したけど、結局現役では志望校に全敗し、予備校で再度志望校合格を目指した1年間。
一般的には辛いイメージのある浪人ですが、個人的には毎日面白い授業を受けて、復習して、模試で確実に実力が伸びているのがわかって、、、もちろん楽ではなかったですが、そのサイクルが楽しくて、ずっと勉強に「熱中」していました。
〜大学時代〜
とまあこんな感じで、小学校〜浪人までは何かしら「熱中」していることがあり、今振り返ってみても生きてる感?というか充実していた感覚がありました。
しかし、大学入学後は一言で言うと、
「不完全燃焼」。
なんとなく興味の赴くままにサークルに入って、授業こなして、バイトやって、、もちろん活動自体はどれも楽しかったです。
でも、何か「熱中」に欠ける。。。
そして気づけば大学3年生。就活の時期。
自分が将来やりたいことにちゃんと向き合わないまま、
とりあえず惰性で就活を進めていました。
でも、面接のために無理やり作った志望動機を語る中で、
「俺、結局何がしたいの??」
ってなりました。
そんなわけで、こんな迷っている状態で就活続けられないなと、自分の人生を振り返って色々と考えました。
その結果、小学校〜浪人の時みたいに、
「自分が常に『熱中』できる人生を送りたい」
それなら幸せなんじゃない?と思ったんです。
そこで、
「じゃあ自分が熱中してたのってなんで?」
「何がきっかけだったんだろう?」
と考えた時、
全ての入り口には「教育」があって
自分の可能性を広げてくれたおかげで、
「熱中」できるようになった
のではないかと、気づきました。
さらに、
「じゃあ何だったら今後熱中できるか?」
と考えると、
大学入学後ずっとやっていた塾講師のアルバイトのこと、
そして小学生の時に見た途上国の映像のことが頭に浮かびました。
塾のバイトでは、不完全燃焼な状態の自分と対照的に、最初はなんとなく塾に来たけど、だんだんと本気になって志望校合格に向かって努力する担当生徒の様子に刺激を受けました。
やっぱり「熱中」している人っていいな。
もっとたくさんの生徒が「熱中」できるようになってほしい。
でも、自分が「教える」立場としてそれを達成するのには限界がある。
それなら
「教育」を「届ける」立場を経験したい。
そう思うようになりました。
そしてもう一つ、小学生の時にみた途上国の映像のこと。
水汲みに往復5時間もかかってしまって学校に通えない。
自分と同じ年齢で、自分が当たり前だと思っていた「学校に通える」ことが当たり前じゃないことに衝撃を受けて、それ以来将来は途上国に貢献できる何かがしたいという思いがずっと心の片隅にありました。
実際に、大学では学部外の国際協力系の授業を受けたり、アフリカビジネスサミットに参加したりする中で、「途上国」に行ってみたいという気持ちも大きくなっていました。
そんな考えのもと、「教育」✖️「途上国」に関わる会社を受けようと調べていた時、たまたま見つけたのがe-Educationの海外インターン募集でした。
e-Educationは、途上国の子どもたちのために、教育を届ける活動をしているNPO団体で、尚且つ1年規模の長期間、現地インターンとして途上国に1人で挑戦できるという当時の自分にはドンピシャすぎる出会いでした。
心新たに就活を頑張ろうとした矢先のことだったので、一瞬、頑張って勝ち取った早期内定や同級生から2年遅れるという事実が頭をよぎりましたが、そんなことはお構い無し。
これなら「熱中」できると確信して、即応募。
結果、ご縁もあり、フィリピンのカミギン島というところで現地インターンとして活動するチャンスをいただきました。
〜e-Educationインターン時代〜
自分のやりたいことにフルコミットできる一年間。
僕が活動していたのは、日本の高校生にオンライン英会話サービスを提供する会社でした。
「雇用不足」が課題となっているカミギンと、日本の長年の課題である「英語力」。
この二つを同時に解決するべく、フィリピン人の強みである高い英語力を活かした「英会話講師」としての「雇用」を生み出し、さらに彼らが日本の高校生に英会話レッスンを届けることで、日本の高校生たちが英語を話す機会を得て、「英語力改善」に繋げる。
そんな事業を支えるため、現地で色々なプロジェクトの旗振り役をするのが自分の役割でした。
実際渡航してみて、現地メンバーが日本の高校生に生き生きとレッスンを行っている様子に鳥肌が立ち、「みんながこんな風に熱中して働ける環境を作り続ける」という決意をしました。
そうして1年間、その目標に向かって走り続けた結果、
・「現地にいる人間として『現場起点』で行動する」という価値の出し方
・バックグラウンドが全く異なる人たちに自分の想いを共有して、同じ目標に向かっていく楽しさ、難しさ
・想定外すぎるトラブルが起きても「なんやかんや耐える」の精神で乗り越える力
などなど、本当にたくさんのことを学びました。
そして、
大学入学後「不完全燃焼」だった自分も気づけば「熱中」できていた
そんな1年間でした。
※興味のある方は以下の記事を是非読んでいただけたら嬉しいです!当時の活動内容やどんなことを考えて活動していたのかなど、理解していただけるかと思います。
本当はここからColorbathに参加した理由や意気込みを語る予定だったんですが、長すぎるので2本に分けます。(笑)
では、また次回!
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