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ラルクをめぐる冒険 - L'Arc-en-Cielはその音楽にてなにを描いたのか、なにを伝えようとしたのか、という話がしたい
音楽文が終わってしまうのでなにか投稿したい。最後はラルクについて書こう、最後なので音楽文の華である歌詞引用芸で散ろう、でもラルクの歌詞って雰囲気を味わうもの(失礼)でしょ? 改めてなにを歌っているのかちゃんと全曲目を通してみるか、という気分で書きました。強引でも妄想でも、落ちがつけられてよかったです。 音楽文掲載日:2021/9/2 中学三年の秋に、担任である数学の先生が僕の席の近くにきて拾い上げたのは、そのころリリースされたばかりのL'Arc-en-Cielの『虹』の8c
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東京ドームはべつに広くは感じなかった。 - 『BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark』東京ドーム公演を観る
音楽文投稿生活中はライブを観る=ライブレポートを書いて投稿するみたいなマインドになっていたのは事実で、その分ライブ中の集中が増したりもするのだけど、無心にたのしめないのでは疑惑みたいなものもないわけではなく謎の葛藤がありました。でもまあ、言葉にして記録するというのは概ねいいことです。 音楽文掲載日:2019/11/14 ライブが終わって、ぼーっとしたまますっかり寒くなった空の下でしばらく突っ立っていた。頭のなかでごちゃごちゃになっていた聴いたことや観たことの断片を、すこしで
ヒプノシスマイクの話がしたい - ヒプノシスマイクという声優とラップが化学反応の果てに大爆発しているプロジェクトについての話がしたい
当時知ったばかりのヒプノシスマイクについて息抜き的に文章を書いて音楽文に投稿したら最優秀賞を受けてしまった。あまりrockin'on向きな話題ではない気もしてまったく期待はしていなかったので、受賞を知らせるメールを受信したときは噓でしょと笑ってしまったことを憶えています。 音楽文掲載日:2019/10/4 2019年11月・月間賞 最優秀賞 男性声優たちがラップをしているユニットがあり、それがたいそう流行ってるらしい。ということは年の離れた友だちから聞いた。 ふだんはロッ
ハッピーエンドだけどエンドじゃない - ランクヘッド『plusequal』ツアーファイナル恵比寿リキッドルーム公演の不完全なライブレポート
音楽文投稿生活での目標は最優秀賞を受けることだったので、受賞できてとてもうれしかったしほっとしたところもありました(この月は100編くらいの掲載で最優秀が2編とかでした)、3掲載目で入賞できたからこれはいけるのでは? と思ったけどそこから長かったですね……、ランクヘッドでいただけたのもうれしかったです。 音楽文掲載日:2019/7/31 2019年8月・月間賞 最優秀賞 開演予定時刻の19時をすこしだけ過ぎて始まった一曲目は「白い声」、メジャーデビューシングルでありバンドが
ランクヘッドの話がしたい - ランクヘッドというバンドをひとりのリスナーがどう聴きどう見てきたのかということについての話がしたい
ランクヘッドのボーカル、小高芳太朗さんがブログにて"ライブのチケットの売れ行きが芳しくなさすぎて、このままだといままでのような活動の継続が危うい"と公開されたのを受け、なにかをしたくなり近所のジョナサンで夜明けまで書いたランクヘッドへのファンレターです。 音楽文掲載日:2019/6/21 アルバイト先の本屋の有線放送で、はじめてその声を聴いた。 切なくて、逼迫していて、尖っていて、でも何かを訴えるような力強い歌声だと思った。僕は思わず別の(有線を司る)フロアの社員さんに内