【テンペラ画制作過程7】白亜地の上に箔あかしで金箔を貼り詰める。
ずいぶん間が開いてしまいましたが、今回は黄金テンペラを作るために白亜下地に金箔を貼る作業が進行したので【制作過程3】の続きをレポートします。
今回は、初取り組みとして日本の技法である「箔あかし」という方法で画面に金箔を貼ります。
また、320㎜×210㎜と以前に作った作品の4倍以上の大きさなので、失敗は覚悟の上で取り組みます。
●うまくできるかどうかわかりませんが「えいっ」とやってみました。
この技術を何とか取得して、制作に生かしたい!
次は白亜地に膠を混ぜた水を刷毛で塗り、少し水が浮き上がっているのを見計らって箔を貼り付けます。
うまく貼れたとは言えませんが、一応前面に金箔ははりつめられました。
純金!うつくしい!
しかし、まだまだ作品の完成には程遠いです…。