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【TTTC】発信だけでなく受信を強化!ブロードリスニングとは?
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「Talk to the City」(TTTC)とは?
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ブロードリスニング:多様な声を未来に生かす仕組み
ブロードリスニングとは、市民一人ひとりの多様な声を広く収集し、それを政策に生かすための新しい取り組みです。これまで埋もれていた意見や、小さな声を見逃さずに拾い上げ、透明性の高い市政運営を目指します。
最新のテクノロジーを活用し、リアルタイムで意見を収集・分析。従来のアンケートや会議では見えづらかった幅広い意見を「見える化」することで、誰もが参加しやすい市政づくりを実現します。
東京都知事選にて安野たかひろ候補がTTTCを活用して新しいアクションを行なった
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ブロードリスニングとは?
ブロードリスニングとは?
「ブロードリスニング」という言葉を聞いたことがありますか?ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは「広く人の話を聞くこと」を意味します。普段よく使う「ブロードキャスト(放送)」と正反対の考え方です。ブロードキャストが「一人が多くの人に話を伝えること」だとしたら、ブロードリスニングは「多くの人の話を広く聞くこと」を指します。
この考え方は、オードリー・タンさんという台湾のデジタル大臣が提唱しているものです。日本語で言うと「広く聞く」となり、昔から私たちの文化にも馴染みがあるものなんです。
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日本文化とブロードリスニング
例えば、昔の日本には「目安箱」という仕組みがありました。江戸時代の将軍・徳川吉宗が、庶民の意見を直接聞くために作ったものです。この箱に意見や不満を書いて入れることで、誰でも将軍に声を届けることができました。
また、日本の歴史で有名な聖徳太子には「同時に10人の話を聞いた」という逸話があります。これは、「人々の声をしっかり聞くことが政治家にとって大事」という考え方が昔からあったことを示しています。このように、ブロードリスニングは新しい言葉ではありますが、その考え方自体は私たちに馴染み深いものなのです。
現代のブロードリスニング
ただ、たくさんの人の話を一度に聞くのはとても大変です。それができるのは聖徳太子のような伝説の人物だけ、と思うかもしれません。でも、今はAI(人工知能)の力を借りれば、それが可能になりつつあります。
例えば、ChatGPTというAIがあります。これは、大量の文章や意見を一度に整理したり、分かりやすくまとめたりすることが得意です。これまで何百人もの意見を一つ一つ読むには膨大な時間が必要でしたが、AIはそれを短時間でできるのです。
TTTCを北九州市でも実装、意見の収集を行った
ブロードリスニングは、「一方的に話す」のではなく、「多くの人の声を聞いて、そこから新しい解決策を見つける」という考え方です。この考え方を取り入れることで、みんなの意見を活かした新しい社会づくりが可能になります。
私たち一人ひとりの声が、AIやテクノロジーの助けを借りて、もっと社会に届く時代が来ています。「チームありま」では、身近なことから「聞くこと」を大切にしています。
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AIを活用するメリットとは?
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① 完全「匿名」で安全に投稿できる
AIを活用したブロードリスニングでは、投稿者が個人情報を明かす必要がないため、安心して本音を伝えることができます。これにより、社会的な立場や周囲の目を気にせず、多くの人が率直な意見を述べられる環境が整います。
② 小さな声も聞き洩らさない
AIは膨大な量のデータを効率的に処理できるため、少数派や個人の意見も埋もれることがありません。これにより、普段は注目されにくい声を拾い上げ、多様な視点を政策や議論に反映することができます。
③ 立場に関わらず対等な意見
AIによる意見の分析では、発言者の年齢や職業、地位などは関係ありません。すべての意見が平等に扱われるため、偏見や差別のない、公平な意見交換が実現します。
④ エコーチェンバーを防ぐ(同じような意見や思想に陥らない)
AIは多様な意見を整理・分析する能力があり、偏った考え方に陥るリスクを軽減します。同じ考えの人たちだけが集まり、意見が固定化される「エコーチェンバー現象」を防ぎ、多様な視点からの議論を促進します。
⑤ 広域な意見を受け入れることが出来る
ブロードリスニングでは、地理的に離れた場所や、異なる文化・背景を持つ人々の意見も簡単に集めることができます。これにより、地域や国境を越えた幅広い意見を政策や活動に反映することが可能です。
⑥ 聞き手の知識やフィルターに関係しない
AIは、人間の知識や固定観念に依存せず意見を整理できます。そのため、聞き手の知識不足や先入観が原因で重要な意見が見逃されることがありません。これにより、あらゆる声を公平に扱うことができます。
これらのメリットを通じて、AIを活用したブロードリスニングは、より多様で公平な意見収集を可能にし、社会の意思決定や議論の質を向上させることが期待されています。
TTTCを活用した事業提案の例
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