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【竹害】小倉南区合馬に住む中一男子が警告!TTTCでの市民意見から発展した事業提案を紹介します。

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TTTCとは?


小倉南区合馬地区とは?

小倉南区合馬地区の竹害について意見が寄せられる

小倉南区合馬の「合馬たけのこ」は、最高級品として高値で取引される特産品です。しかし、その裏側で、竹林の管理者が減少し、整備されないまま放置される「放置竹林」が問題となっています。この放置竹林は、たけのこ栽培を目的に植えられた竹林が手入れされなくなり、荒廃した状態を指します。全国的にも山林荒廃の要因として注目されており、解決が急務とされています。合馬に住む中学一年生の男子は『放置竹林を町づくりの力に変えるアイデア』は何かないかとプログラミングの知識と技術を活かして「未来のたけのこ採りゲーム」を作成し、全国大会に向けてプレゼンテーションをしてくれました。大会後に「合馬のタケノコと放置竹林について少しでも知ってもらう機会になった」と話してくれました。

竹チップによる防草効果の活用について

竹チップは防草効果の高い製品として販売できるかも?

ある方から、竹をチップ状に加工して敷くと防草効果があるという意見がTTTCに寄せられました。調べてみると、この方法には高い効果が期待できることが分かりました。

竹をチップ状に加工し、地面に厚さ10cm程度敷き詰めることで、約90%の雑草の発生を抑えることができます。この効果は、竹チップが地表に空気の層を作る仕組みにあります。雑草の種が飛来しても、根が空気の層に阻まれ、成長できなくなる特性を利用しているのです。

さらに、竹チップは天然素材であり、環境に配慮した防草材として注目されています。放置竹林の問題を解決しながら、地域資源を活用する持続可能な方法として、さまざまな場所での活用が期待されます。

この取り組みを広げることで、環境保全や地域経済の活性化にも寄与できるのではないでしょうか?

微生物で野菜の皮や魚の骨などを分解、ゴミの減量となるバッグ型のコンポスト

コンポストを活用するとゴミ出しの回数が大幅になったと報告も

さらに別の方からは「コンポスト」に関する投稿がTTTCに寄せられました。コンポストとは、家庭から出る生ごみや落ち葉などの有機物を、微生物の働きで発酵・分解させて堆肥にする、日本の伝統的な知恵のひとつです。

かつて日本では、「もったいない」の精神のもと、人と自然が共生する循環型の生活が営まれていました。しかし、都市化や化学肥料の普及により、焼却処理が主流となりました。近年、循環型社会への取り組みが進む中、コンポストが再び注目され、各地で活用が広がっています。

また放置竹林の竹を粉砕して作る「竹パウダー」に含まれる乳酸菌は、土壌中の微生物を活性化させる働きがあり、農作物の成長促進や品質向上に効果があるとされています。

この取り組みを通じて、ゴミの減量や環境負荷の軽減、そして自然との調和を目指す生活が実現できる可能性が出てきます!

街に花を植える運動や防草対策で土を舗装剤で埋めてしまうのは味気ないとの意見も

一人一花運動や防草対策のコンクリートについてなども議論された

北九州市でも『一人一花運動』がスタート!

福岡市で実施されている『一人一花運動』が、2024年11月11日から北九州市でも運用を開始しました。花壇づくりを行う市内の活動団体も「一人一花割引」を利用できるようになり、花によるまちづくりが広がっています。この取り組みをさらに発展させ、北九州市全体で魅力的なまちづくりを進めていきたいとの声が寄せられています。

防草対策としての舗装剤利用に意見

北九州市は、中央分離帯の雑草対策として地元産の「鉄鋼スラグ」を再利用した舗装剤を使う実証実験を進めています。効果を確認し、2025年度から本格導入予定ですが、「町の美観を損なう場所や公園での使用は控えてほしい」との意見も寄せられています。

TTTCで寄せられた意見を可視化すると!

TTTCに寄せられた様々な意見をさらにまとめると素敵な提案が

竹の力と暮らしの工夫でつくる、持続可能な北九州

竹チップの防草材活用

北九州市で問題となっている放置竹林を活用し、防草材として竹チップを利用する取り組みを検討します。この方法では、竹を加工して作った竹チップを地面に敷き詰めることで、雑草の発生を約90%抑制できることが期待されています。特に竹チップが作り出す空気の層が、雑草の根の成長を阻止する効果を持つため、舗装剤やコンクリートに頼らず自然に優しい防草対策となります。

さらに、この取り組みは環境負荷の軽減だけでなく、放置竹林問題の解決にも寄与します。地元の竹を利用することで、地域産業の活性化にもつながり、雇用の創出や経済効果も期待されます。道路や公園など公共の場所での利用をはじめ、家庭でも活用できるような仕組みづくりを目指します。

バッグ型コンポストの普及

家庭から出る生ごみを活用し堆肥を作るため、手軽に使えるバッグ型コンポストの導入を推進します。このバッグ型コンポストはマンションなどの都市部でも利用可能で、場所を取らず簡単に堆肥作りを始めることができます。

この取り組みにより、家庭ごみの量を減らし、ゴミ出し回数を大幅に削減することが可能です。堆肥は家庭菜園や花壇に活用できるため、地域循環型のライフスタイルを実現します。生ごみの処理が都市部でも身近になることで、市全体で持続可能な環境づくりを進めます。

『一人一花運動』の全域展開

『一人一花運動』は、福岡市で成功を収めている花を育てる取り組みを北九州市全域に広げるものです。市民一人ひとりが自宅の庭やベランダ、公園、公共施設などで花や緑を育てることで、街全体が緑豊かで魅力的な空間に変わります。

この取り組みでは、花壇づくりの支援や割引制度を通じて、市民や団体の活動を後押しします。花を育てることで地域のつながりが生まれ、環境美化や防犯意識の向上といった副次的な効果も期待されています。『一人一花運動』を通じて、北九州市全体が誇りと愛着を持てる街へと進化することを目指します。

まとめ

これらの取り組みは、地域資源を最大限に活用し、循環型社会の実現を目指すものです。竹チップの防草材活用やバッグ型コンポストの普及、『一人一花運動』の展開を柱に、地域内で資源が循環し、環境への負荷を最小限に抑える仕組みを構築します。市民・企業・行政が一体となることで、SDGsの理念にも沿った持続可能で魅力的な街づくりを推進。市民が容易に参加できる仕組みを通じ、北九州市の未来を共に創り上げる提案です。

有馬よしのすけ後援会HP
https://yoshinosuke.com/

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https://note.com/clever_auklet596/n/nf0cb80dbff60?sub_rt=share_pb

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