毎年の気分
特に睡眠不足ではないのだけども、気分が晴れないののは確定申告のせいだ。日本と違って、オーストリアの確定申告はオンラインで行えば6月末が締め切りとなっていて、時間的な余裕があるついでに、そのストレスが6月まで延長されるだけということである。それは、毎年のようにやってくる、というか毎年正確にやってきて、今のところは逃れる術がないのかもしれないが、例外的に副業をしない会社員となれば自分で確定申告をしないで済むかもしれないが、それは例外だ。そもそも、会社などに勤める必要はない。6月の終わりというのは、ほとんどのヨーロッパ育ちの人にとっては、夏のバカンスの始まりを告げ、海辺へ向かう旅行を意味したりもするのは、羨ましいことなのか。大学の授業料が無料で、医療費が無料で、失業すれば手厚い補償が受け取れるのは羨ましいことか。