抗い生きる大変なこと
人類はいつも何かに抗ってきて生きてきたと思うし、すべての人類はそれぞれの生命の終焉の死をどのように克服するかといつも考えてきたと思う。いつもそれは儚く終わってしまうのかもしれないし、終わってしまえば、それまでかもしれない、すべては無に帰する。僕はバルセロナに数日だけ滞在しているのだけども、ガウディの彫刻だったり、バルセロナの街並みを見ていてそういうことをなぜかおぼろげに思い出した、そうだ考えたのではく単に思い出したようだったと思う。東京にいた時には、そういうことは何かどこかに隠されていたようにも思えるし、忙しさに時間を奪われて何かそういうことは話さないほうが「身のためだ」というようなあったのかもしれない。僕はこれからフランスのリヨンに向かうが、雨が降らないでいてくれたらと思う。ウィーンに帰る頃にはもう秋もすっかり深くなり寒くなっているだろう。気味が悪いと思うかもしれないが、死んだら終わりだ。今日はここまで。