マラソン後半でスピードを落とさない身体の柔軟性

マラソン後半以降でスピードが落ちてしまう一つの理由として、日頃の柔軟性が鍵を握っていることがあるかもしれません。

ランナーにとっての柔軟とは主に怪我予防の観点からよく知られていると思いますが、日頃の柔軟性がマラソン後半にも影響してくると私は考えます。

そうなるとランニングだけではなく、柔軟体操などの補強トレーニングもマラソンの準備としてコツコツ積み上げていかなければいけません。

実際に経験談も含めてお伝えしていきます。


私はフルマラソントレーナーとして活動をしている佐藤義了(さとうよしのり)と申します。
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マラソン序盤では突っ込みすぎて、後半に失速してしまうということはよくあります。

こうなると知っていても、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。

・スタミナはまだあるのに足が重たい
・体が沈む
・腰が落ちる
・膝の負担を感じる

マラソン後半で失速してしまう理由は、今回の柔軟以外の方が多いかもしれません。

しかし、フルマラソントレーナーとして日頃の柔軟もかなり影響するなとさまざまな方を見て思いました。

私の中では確信に近い感覚ではあります。
ただ、この統計をとっていないので抽象的な表現になります。

マラソン後半で想定できる身体に起こっていること

マラソン後半ではこれまでに使ってきた筋肉の疲労が徐々に現れてくる状態です。

そうなると、こわばってきた筋肉は各関節の可動域が狭くなってきてしまいます。

こうして後半になると使える可動域が狭くなってくると、それ以上の可動域を動かす抵抗が増します。

その抵抗が増し、それ以上の力を使わないといけません。

すると、終盤で足が動かなくなります。


こうしたことが想定できます。

ではどうしたらいいのか?

今の身体の柔軟性を高めて可動域を広げることが重要だと思います。

この柔軟性のイメージは”身体を動かすためのゆとり”です。

可動域が広くても力が入っていなければそれは『できていない』になります。
力が入っていても可動域が狭ければそれは『できていない』になります。

長い時間走っているマラソンは徐々に可動域が狭くなるため、元々が狭い人はより狭くなります。
それこそ怪我に繋がりますし、マラソン後半も失速しやすくなります。

もちろん、柔軟性以外のこともさまざまな問題があると思います。
ですが、軽視どころか注意もしてない柔軟性。

これも意識して、次のマラソンへ挑んでみてはいかがでしょうか。

そしてランニングすることで怪我もそうですが、体調管理にくれぐれも注意しながら頑張ってみてください!

そして、疲労回復を目的に即時効果の高いアイテムとして、私がおすすめしている「ランポーション」があります。

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