noteはじめます
写真や映像のことで日々発見してることや考えていることを、発信していきたいという思いが、このゴールデンウィークで強くなってきました。
今回は自己紹介的な文章を書いてみたいと思います。
ネット上にブログのようなものを書くのは随分久しぶりです。もう十数年ぶりです。当時、実は自分が書いた記事や振る舞いで炎上させてしまったことがあって、疲れてしまったことがありました。若すぎたというか、人の気持ちを察する能力が欠落していたというか。
あれから時が流れ、現在35歳です。
本業は、十数年になるソフトウェアエンジニアなのですが、とあるきっかけで、約2年前から写真、ここ最近は映像も仕事として取り組んでいます。写真や映像は本当にまだまだで、中々自信を持てずにいます。それでも、一部の人から作品に共感してもらえたりしていて、励みになっています。
両親は芸術関係の仕事についていたことがあり、その縁で両親は結婚して、自分が生まれてきました。この年になって、自分の人生でやり残していることは何かと考えた時に、芸術関係の仕事を通して「表現すること」に挑戦したいという気持ちが強く出てきてしまいました。ここまで来たら、腹をくくって、ソフトウェアエンジニア一本でも食べていけたと思います。でも、自分の素直な気持ちを見て観ぬふりをしたら、きっと死ぬ時に激しく後悔することになると思ったんです。
実は僕は芸術関係の仕事をやるという選択肢を、幼少期にすっぱり諦めてしまいました。両親の背中を見て、こういう仕事でお金を稼ぐ、生活するということがいかに大変で難しいか幼いながらに悟ってしまったからです。生きていくには、現実として、お金が必要です。それが頭にあって、子どもの頃から物作りが得意だったので、これから大きく需要が伸びるだろうソフトウェアエンジニアになることを1990年代後半の高校生の頃に決意し、大学もそっち系、就職も当然そっち系にしました。
ところがです。
今はとてもいい時代で、自分が勤めている会社は、幸運にも副業を認めてくれています。安定した収入があるので、安心して副業もできます。
しかも、ここ十年ほどでインターネット環境、コンピューティング環境、各種入出力デバイスが大きく進化しました。高画質でリッチな写真も映像もストレス無く瞬時に共有できる時代に突入しました。コンテンツ制作者、表現者として、これほど素晴らしい環境はかつてないと思います。
また、これからの社会状況を考えると、人生をより豊かに生きるためのコンテンツは、益々必要とされ、伸びていくはずです。人工知能で仕事が奪われる云々という話がありますが、それで浮いた時間を、そういったコンテンツ消費や、より人間らしく生きることに費やす時代にこれからなっていくと思います。
こんな状況になったことで、幼い頃にやりもせずに諦めてしまった選択肢を、挑戦する時が今やってきたと確信しています。
そんな歳食ってからなんて辞めておいた方がいいと思う人もいると思います。
でも、自分の人生を決めるのは自分です。
もうすでに走りだしています。
最後に。記事のカバー写真は、先日、渋谷の老舗のライブハウスLa.mamaで撮影したバンドの写真です。後日談として、この写真が、彼らのバンドとしての結束力をさらに高めるきっかけとなったと聞きました。嬉しかったので、一本目の記事に使ってみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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