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セルフ・コンパッション よく読まれているnote

noteにはダッシュボードという機能があって、執筆した記事がどのくらい読まれているか(厳密にはページが開かれたか)調べることができる。
このnoteで他の記事と比較してよく読まれているのは、どちらもセルフ・コンパッションという概念について書いた次の2つの記事。

『セルフ・コンパッション尺度は何を測っているか』はセルフ・コンパッションに含まれる「友達に接するように自分にも優しくすること」「自分を責めないこと」という概念がコインの裏表のように同じことの両面でないとしたら(実際、データはそうでないことを示している)、それを数値化して足し合わせることにはどんな意味があるのだろうかということについて考えたもの。

『セルフ・コンパッションとエヴァンゲリオン』はセルフ・コンパッションという概念について紹介する意図で書いた記事。セルフ・コンパッションに含まれる「つらいのは自分だけじゃない」という側面が、励まし救いとして捉えられるのは、もちろん直感的には理解できる。一方で、冷静に考えるとそのことはそれほど自明なことではなくて、立ち止まって考えるべき隙間のようなものがあるのではないか。もっと端的に言うと、誰かに対して「 ”つらいのは君だけじゃない” と言ったとして、それって何を伝えたことになるのか」ということについての自分なりのメモだった。
当時映画が公開されたエヴァンゲリオンという作品について、タイトルを含めてキリスト教的なキーワードが散りばめられている一方で、主題には仏教的なものが存在するのではないかという気がして、そのことについてのメモでもあった。

どちらの記事も数字でなんとかするというスタンスで書いている。結構マニアックというか、込み入ったことについて書こうとしていて、読み返すと説明が上手いとも全く思えないから、本当はもっと考えを進めて書き直せたらいいのだけれど、興味を持ってくださる方が一定数いてくれることは何より嬉しいことです。

セルフ・コンパッション尺度は何を測っているか

セルフ・コンパッションとエヴァンゲリオン


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