魔神ブウは実は芸術に精通した天才建築家って知ってました?
地球人の皆さんごきげんよう、ドラゴンボールは断然フリーザ編推しODかわのです。
今回は私のが好きな「建築」と「漫画」が掛け合わさるという夢のような本について皆さまに紹介したく記事を書きました。本自体も読みやすくとても面白いのでこの記事を読んで興味が湧いた方は是非私にお声がけください!貸します!!いや、買ったっていい!!!
本の紹介
書籍タイトル:「アニメオタクの一級建築士が建築の面白さを徹底解剖する本。」
著者:NoMaDoS(一級建築士事務所)
NoMaDoSとは?
NoMaDoSとは、一級建築士事務所ではありますがいい意味でかなり変わっており、「新世界マップ」など自分たちで想像した未来の建築の世界観などを発信してるめちゃおもしろ事務所です。
「終わらない自由研究」というテーマのもと、自分たちの事を「世界を実験場に、建築を実験道具にして、あなたの生活に驚きを与える建築クリエイター集団。」と定義しています。
正直一緒に仕事してみたい。
内容を簡単に説明
本書の内容としては、様々なアニメやマンガに登場する建物を通じて建築の魅力を1級建築士事務所が建築家の専門的な観点とオタク的な観点両方から解説する書籍で、建築に携わっている人間や建築好きな方はもちろん、建築に興味がない方でも親しみやすいテーマから建築の魅力を伝えています。
結構専門的な用語も出てきますが丁寧な解説もついており、なぜかスラスラ読めてしまいます。
この本ここ最近で一番楽しみにしてました!
魔神ブーの話
さて、今回のタイトルである「魔神ブウは実は芸術に精通した天才建築家って知ってました?」についてタイトル回収していきます。
皆さん魔神ブウはご存じですか?
そうです名作漫画「ドラゴンボール」に登場した敵キャラながら愛されたあの魔神ブウさんです!(サムネの画像)その魔神ブウさんの家って皆さん知ってます?本作中に実は登場していましてそれが下の画像です!
この本で著者は、魔人ブウのこの家を「シェル構造」という形式で説明しています。
「シェル構造」自体は建築用語でなくその名の通り貝殻や卵のからなどにみられる構造形式で、航空機の機体や潜水艦などにもつかわれています。
シェル構造は「合理性と美しさを兼ね備えた新たな構造形式」で今までできなかった新たなスタイルを実現してくれると本書では色々な事例を用いて説明してくれております。
また、魔人ブウの家のインテリアはおそらく現実世界にある有名なインテリアをモチーフに描かれています。
著者は魔人ブウへの印象を「クリエイティブセンスが建築家として嫉妬してしまうほど高い」と書いており、一級建築士が嫉妬してしまうほど芸術に精通しているということを考察?されております。
この観点、自分は幼少の頃見てましたが全く持っていなかった観点なので角度が素晴らしい本だなと感じました。
他に魅力的なお話がたくさんあります
この本には他にも魅力的なお話がたくさん書かれています。一部抜粋して紹介。
スーパーマリオ:屋根って自由だ!クッパ城に遊び心も見る
HUNTER×HUNTER:そもそもどうやって建てるの?独自の歴史と美しさを持つタワー建築
千と千尋の神隠し:湯婆婆の空間デザインセンス!油屋に学ぶ「抜け」のテクニック
呪術廻戦:建築史に残る大論争!呪術高専のデザインは日本的・・・?
エヴァンゲリオン:NERVは最強の要塞だった?歴史の裏側で誕生した要塞建築の世界
など、まだまだ魅力的な建築を主軸としたお話がたくさん掲載されたおります!
是非1度読んできただき、そしてこの本についての感想を語らいましょう!
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