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勉強は終わらない・・・

3月10日 水曜日 皆さんこんにちは昨日の夜中に東京から車で帰ってまいりました、ええ、疲れました。

車の移動は、大阪から東京まで大体ノンストップで6時間30分くらい。

もちろん、途中で休憩をはさみますから、大体7~8時間ほどの時間を要します、同行している先生も運転していただいていますので、半々くらいにはなるんですが、それでもしんどいものはしんどい(笑)

でも途中で雪化粧の富士山を見ることができたり、なんだかその麓で自衛隊の降下訓練を目撃できたりと、今回はなかなか珍しいものを見れて得した気分でした!

東京に向かった本来の目的である会議も、有意義なものとなり、またユミエパルス、脈診の新しい活用方法を見出せそうです。

皆様にご提供できる日が早く来ることを心の奥底から切に願います。※他人行儀やな

さて、本日は緊急事態宣言も解除されたことですし、少し梅田に足を運んでおりますが、いやはや人が多い多い・・・

カフェでも入ってのんびりしようとか考えてた自分にとっては予想外の人込みで、まっすぐ歩くのにも難儀します。

とりあえず本屋さんに赴き、本を物色。

最近特に思うのは、知識を身に付けることの途方のなさ。

例えば医師の方々。

大学に4年間、そのあとインターンで2年、そして現場に出てからはそれこそ毎日毎日お越しになる患者さんに対する診察。

その診察経験から、さらなる情報のアップデートと、机上のみならず現場経験の振り返り。

きっと私が想像をしているよりもさらに過酷な状況だと思います。

担当する所によっては命のやり取りをするのであれば尚更で、患者さんに対する説明や、今後の推察、診断に対する責任の発生。

それらすべてを考えると、本当に頭が下がる思いです。

本屋で医師向けの本を見てみるも、何と膨大な情報量か、私も専門学校にて解剖学や生理学、臨床医学に病理学、東洋医学、はりきゅう理論やらそれなりに勉強はしてきたつもりですが

医師に比べるとなんてことはない物でした、現場に出てそれはみんなが思い知ることなんじゃないかと思います。

圧倒的に私たち鍼灸師の学校で習う知識は足りていないということを痛感します。

もちろん、知識だけではなく、経験がものをいう世界であることも事実なのですが、患者さんへの説明をするときなんかは知識がないとうまく伝わりません。

なにせ東洋医学的な知識だけであれば、言葉が一般的ではないため、患者さんもわかったようなわからないような感覚に陥ってしまうため

どうしても西洋医学的な部分からのお話が多くなってしまうのです。

いきなり、あなたは「気虚」の状態だから・・・

「肝実」だから「腎虚」だから・・・

だなんて言われても「え?なにそれ?」状態です。

いつも言われるのですが、本当に頭の良い方は相手に対して「わかりやすい言葉に置き換えて説明をする」ことができるのだそうです。

難しい横文字ばかりを淡々と患者さんにお話ししても、伝わらなければ何にもなりませんからね。

分かりやすい言葉に置き換えるためには、それ相応の知識と理解が必要になります。

だからこそ、しっかりと知識を仕入れなければいけません。

そしてもちろん治療にも大変活きてきます、東洋医学の良い点は身体を全体を一つとして繋がりをイメージできるところだと思います。

それぞれが独立しているのではなく、全ては繋がっているので、1カ所だけを治すということは基本しません。

例えば腰痛。

腰が痛いとお越しになった患者さんに対して、「腰」だけを見るなんてのはナンセンスとしか言いようがありません。

腰痛が起きている原因は何か?を徹底的に考える、診察、問診の情報から原因を特定する必要があります。

腰痛といってもいろんなタイプがありますし、筋肉なのか、血流なのか、神経なのか、骨からなのか。

はたまた内臓の不調から起きているのか?

大きく言えば姿勢。

足元のバランスの乱れ、骨盤のゆがみ、仙骨、背中のアーチやら、もう言い出したらキリがないのです。

そしてこれらが複雑に入り乱れています。

この中で本当の原因を探し出すのは至難の業です。

この原因を探し出すために絶対に身体の中の情報が必要なのです。

筋肉の走行や位置のこと、神経の位置や支配領域、大元の脊柱の問題から、いい姿勢とは何か?ということまで

内臓の一つ一つの働きと、各臓器の関係性まで、もうすべてです、全て必要なんです


これはもう途方もないとしか言いようがありません、終わりがないんです。

しかもこれが一人一人みんな違うのですから・・・


途中から話がまとまってませんが、まとめると。

一生勉強は終わらない・・・ということです。


もし今鍼灸師や、柔道整復師などの学校にいる、もしくはこれから学校に行く方が見られていた場合にお伝えするのは


学校は本当にただの通過点であり、スタート地点でしかないということです。

学校の勉強くらいでへこたれていてはいけないんです。

学校の勉強は、身体への入り口に過ぎません。

解剖学も生理学も内容を省みると非常に浅いのです

身体はもっともっと深く深く・・・まだまだ解明されていないことばかりです。

だから莫大な論文が今も発表され続けています。

最新の論文に触れ続けてください、そこに何かが必ずあります

はじめは何を書いているのかよくわからないかもしれませんが、診ることをやめないでください、きっとあなたの力になってくれますから。


私もまだまだ頑張らないといけませんが、皆さんのこれからに少しでもお力になれれば幸いです。


本日は以上となります。

さて、また本でも読んで今日も知識のアップデートだ!!


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最後までご覧いただきありがとうございました!

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