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相手を屈服させても5000%良い事は絶対にない・・・

さて、しばらくこのNoteから遠ざかっていたのですが気が付けば1年ぶりのコメントだそうです。自分自身部署も変わり仕事も変わりバタバタしていたら1年ぶりだって事です。
閑話休題
仕事をしていると相手とのやりとりで色々ありますよね。言った言わない。約束を守る守らない。その人間関係、会社同士のやり取りでどっちかが明確に良い悪いとはっきりするシーンがあると思います。
今日もそんな出来事があって、今回は相手の会社とうちの会社のやり取りでトラブルになり100%相手の会社が悪い出来事があって、証拠もあって担当している人は憤慨しているそんなシーン。
仲裁的な立場で相手と交渉に着手したんだけど、全然思ってないし、そんな事ないの分かっているんだけど、そのやりとりで「こちらも配慮が足らない部分あったと思います。お詫びします」って形式上のごめんなさいって立ち振る舞いしたんですよね。全然思ってないけど嘘も方便的な・・・
そしたら、その担当者さんから、なぜこっちが誤るのか?相手が全面的に悪いのになぜ相手に媚を売るのか?こちらから全面的に相手が悪いのだから主義主張を通せばいいのになんてことしてくれるんだと激高されたんですけどね。
いや、わかるのよ。。。でもさ、それやってもいいのは一時の留飲が下がるだけでさ、相手は気分悪くなるでしょ?相手も人なのよ。生き物なのよ。たしかに相手からしてみたらやっちまった・・・と思う状況で相手がそこで全面的に圧迫して圧力かけてきたら逃げ場ないじゃない・・・
そして変にへそ曲げられて仕事に穴が開いてもっと大きなトラブルになったり、この件で根を持たれてこの先次の仕事とか、先の仕事とか数年後にあの時に嫌な思いをしたとか、そりゃ相手が悪いんだけどさ、でも、人って良くされたことは忘れるけど、嫌な事された時は忘れない生き物なのよ・・・だから、加減と程度っていうものがあってね・・・って思って、全然悪いと思ってないけど、「こちらもすいませんでした。」って一言いえばさ、相手のメンツも保たれるし、悪くない人が頭下げて申し訳ないっていう態度とったらさ、それを見ているその会社の別のチームとか周りの人がさ、なんてことさせてるんだって別に意味でプレッシャーかかるじゃん・・・って思うわけ。
これは、自分が人生のバイブルにしている課長島耕作の中で

頭は立場が上の時に下げてこそはじめて効果がある。

って事がリアルに体感しているから、そうしただけなんだけど、理解されずに逆にクレームを言われるという日。苦笑

そんな事言う人にも「ああ、ごめんなさいね。言い方が少し配慮足りなかったです。申し訳ない」と言いつつも、この人もいつか、これを理解してほしいと思う今日この頃。

相手を屈服させてもいい事は絶対にない。
それは、その瞬間自分が気持ちよくなるマスターベーションでしかない。
そんな事して優越感にひたるなら、ちょっと相手の気持ちを汲んで、少し寄り添って、配慮してあげれば次は良い仕事をしてくれると思うのは私だけ?

今日は身内に非国民と言われたけど、でも、あえて言おう。

「頭はこういうトラブルで相手に非がある時ほどさげるものだ!」

こちらも申し訳ない!って言えば仕事はよりよい方向に絶対に進む。
だから、相手を屈服させても5000%良い事はない。


とある企業に勤める新米マネージャー 昔課長島耕作に憧れを抱いていたけれども、いざ自分がなってみると感じたリアルとバーチャルの境目に苦悩する日々をつらつらと書いたもの