アガサクリスティーのススメ
確か、初めてアガサクリスティーの小説を読んだのは、小学生の時でした。
「オリエント急行殺人事件」
有名な作品なので、読んだことがある人もいるでしょうし、ドラマ化もされているので、それを見た人もいるでしょう。
これで、アガサってすごい。と気づいた私は、さらに、
「スタイルズ荘の怪事件」
「ねじれた家」
「そして誰もいなくなった」
「ABC殺人事件」
「ナイルに死す」
などを読んでいきました。
名探偵ポアロが登場し、華麗に飄々と事件の謎を解いていく。
ヘイスティングスとのやりとりも好きです。
マープルは、現場にいなくても、謎を解いてしまう、爽快感。
ポアロやマープルが登場しないミステリーも、面白いんです。
「そして誰もいなくなった」は、小説を読んでいる時はドキドキ誰が犯人なんだ、、、、とライトな感じで読んでいたのですが、
ドラマ化した時の怖さ。
こんな恐ろしい話を読んでいたのか、と驚き、背筋がぞくっとしました。
これらのアガサの作品は、読み始めるのにちょうどいいと思います。
そして、アガサファンなら誰もが知っているであろう、
「ゼロ時間へ」
やられた、、、、、
そうきたか。
もう一度読み返さなくては。
アガサって天才だな、と一番衝撃をうけたのが、「オリエント急行」でも「そして誰も」でもなく、「ゼロ時間へ」でした。
物語が「ゼロ時間」へ向かって進んでいく。
完璧な仕掛け。
どういうこと?と思われる方は一度読んでみてください。
ただし、アガサを一度も読んだことがない人は、「オリエント急行」とか、「スタイルズ荘」とかを読んで慣れてきた頃に、「ゼロ時間へ」を読んだ方がいいような気がします。
※あくまでも、私個人の意見です
記憶を消して、もう一度味わいたいです。
いつかイギリスに行ったら、アガサクリスティーのゆかりの地巡りをしてみたいです。
20年くらい前に読んだ小説は、誰が犯人か忘れていることもあるので、もう一度読み直したいのですが、小説が溜まっていて、それをまず読まなければ、、、、
とにかく、驚きを味わいたい人はアガサクリスティーをおすすめします。
ドラマ版でポアロを演じた、デヴィッドスーシェさんは、私の想像するポアロそのものでした。
驚き、
やられたーー、
この人、こんなこと考えてたんだ、
まさかのトリック、
をぜひ、味わってみてください。