夜に起きているとろくなことがない
私は仕事を新卒で辞めてから実家に帰ってきて、現在何もしないでいる。
子ども部屋に一人、22歳。情けないと思う。
そんな情けなさからか、母が一緒の部屋で寝る?と言ってくれたことがある。
22歳にもなって親と一緒に寝ること自体も情けないことなのかもしれないが、一人で寝るのも寂しかったので親と一緒の寝室で寝たことがあった。
今日もそういう流れで、一緒に寝ることにしたのだが、寝る前に、どうして私は今のような状態になってしまったんだろうかと自分を振り返る時間を作ってしまったのだ。
そうしてしまうと、涙が止まらず、親に心配をかけるわけにもいかないので、自分の子ども部屋に戻ってきた。
そして今子ども部屋からnoteを書いているのである。
振り返ってもどうしようもないのに、今を見なくちゃいけないのに、振り返って考えてしまう。
私は今までの人生で、大きな挫折というのを体験したことがない。
一度だけ、小学4年生のときに不登校になってしまったことがあったけど、5年生には復活できていたし、その後の学校生活には特に影響はなかった…かな?
でもそのあとは、高校受験も、大学受験も、難なくではなかったけど、苦労はしたけど何とか乗り越えたし、大学に入って楽しいバイト生活、宅飲み、飲み会、、、とここまでは健全な大学生活を謳歌していたんだ。
狂ったのは大学3年の恋愛。ここで私の人生は頂点だ~と思ってしまったのだ。これまで自分が異性に好かれるなんて思いもしなかったし、異性から認められるなんて絶対ないって思ってたから。
初めて認めてくれた存在がいるなんて…!ということに最高に喜び、彼のためなら何でもしよう、何でも犠牲にしよう、と思って大学3年の貴重なゼミの時間とか実習の時間を、あ、今彼氏に会えたのに何してるんだろ自分って思ってた。本気だったんだ。周りから見ると、きっと何やってんだこいつって思われても仕方ないことだろうけど、当時は本気でそう思ってたんだ。
そして、大学4年、就職活動の訪れである。私は本当にその時も頭の中がお花畑でできていて、彼氏と将来結婚するんだ~っていうことを考え、軸は場所を自由に選べる企業ということで、特に何の目的もなく活動が始まってしまった。
そんなテキトーに受けていたら、当然、志望動機もテキトーだし、受けた会社もすごく少ない、どうせここなら受かるでしょっていうところしか怖くて受けられなかった。(それも企業にとってはひどい話だよね)
一番最悪だなって思うのは、公務員志望の友達が結果が出るのが遅いからって言って、民間企業も見てるんだって言ってて、私はそこで少しマウントを感じてしまったんだ!!!私は早くに内定が出たし~みたいに考えていたんだ、本当にバカだ。
結局、友達は受かっていて、私はそのあと他の人と比べてしまい、勝手に内定ブルーになっていた。納得内定ではなかったのか…?
私にとっては、就活=ゴールであり、いつかは彼と結婚してパートとしてでも働けるようになるよね~という超超脳内お花畑だったんだ。
そして、今に至る。
今はというと、そんな夢を見させてくれた彼氏とは別れ、
働いてみて社会の厳しさについて行けず、体調を崩し退職し実家に帰る。
なんて惨めなんだ!
そして、公務員になった友達のことを思い出して、あのときにちゃんと目的意識を持っていればこんなことにはならなかったのかもしれないなどと思い出す。
でもきっとね、あの頃に戻っても彼氏のことしか考えられていなかったんだよ。
今戻ってもしょうがない、というか戻れないし。
周りの人は、就職嫌だね~とか言いつつ結局うまく社会に順応して働いている。
私は順応できなかった。淘汰された。
もうみんなとは違う生き方しかできないんだ。
とかいう、考えたってしょうがないことばかりが頭に浮かぶんだ。
だからそれから逃げるために薬を飲んだり、ネットを見たり、アニメを見たり、noteに書いたり、自分を少しでも肯定できるようになるために、そうしてるんだ。
楽して生きたいなんて、言葉では簡単に言えるけど本当に難しいよね。
何かの疾患になったとして、それで回復できるのだろうか、
今日母親が言った、大学ではできていたんだから、きっとこれからもできるよ。
というプレッシャー。
周りの友達もみんな言う。大丈夫だよ、今までできていたんだから。という。
でも私はなんだか、大学3年の頃から自分がどういう存在なのかがもうわからなくなってきているんだよ。
誰かが助けてくれるはず、なんて言っても誰も助けちゃくれない。
もう目が疲れたからこれくらいにしておこう。
結局戻ってきた子ども部屋で寝られるか分からないけど寝てみる。
最悪な日記。