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アイドルに全く興味が無かったところから、アイドルのドキュメンタリー映画を観に行くまでになった理由

 あなたは「この価値を知らないなんてもったいない!」と他人に言いたくなるものはありますか?

 私もいくつかありますが、その中でも強く押すものがアイドルです。もともと全く興味が無く、友人がのめり込んでいても何が魅力なのか全くわかりませんでした。好きになる取っ掛かりがなかったんです。

 現在ではアイドルのドキュメンタリー映画を一人で観に行き、号泣しまくるまでになりました。アイドルに興味がない人に、アイドルが持つ魅力について是非見てもらいたいと思います。

アイドルの魅力に気づいたきっかけ

 自分が好きになったのは、アイドルオタクな知り合いに地下アイドルのライブに連れられたことがきっかけです。これまで、アイドル好きな友人はいましたが、熱狂的に好きなオタクほどの人はいませんでした。私をライブに誘ってきた彼はアイドルの魅力を語り始めたら止まらないくらいアイドルが大好きな人でした。

 彼からおすすめのアイドルやアイドルの魅力について聞いて、試しに音楽を聞いてみるものはよいものの、その魅力に惹かれることはありませんでした。

 しかし、一度は地下アイドルとやらを見てみたいなと思い、ライブに行くことにしました。

 地下アイドルとは、メディアにはほとんど露出せず、LIVEやイベントなどを中心に活動するアイドルのことで、立ち位置としてはインディーズバンドのようなものをイメージしてもらえればよいかと思います。

 なぜ地下アイドルと言うのかは、一説によると、アイドルがテレビ出演する場がない時代に活動拠点としていたライブハウス『四ッ谷サンバレイ』が地下にあったところが語源だとか。(自分が行ったライブハウスも地下にありましたね)

 自分が行った地下アイドルのライブ会場はそんなに広くなく、学校の教室1.5個分くらいの大きさでした。開場前に並びはじめていたので一番前で観ることができました。1回のライブでいくつかのグループがステージに立つのでお得な気分になれます。

 始まる前は、オタクの皆さんに初めての参加ですと挨拶して、緊張感をほぐしていきます。にわかは批判されるかと思いきや、○○がおすすめだよと優しくおすすめしてくれたのを記憶しています。

 案の定、ライブの始まりはオタクの皆さんのアイドルを応援するコールに圧倒されました。

 その後アイドルのパフォーマンスに集中していくにつれて、アイドルの魅力に気づいていき、ライブ後には乃木坂46の番組を見はじめ、現在では日向坂46のファンになりました。

アイドルの魅力とは

①自分が商品であるプレッシャーと闘っている
 自覚していないアイドルもいると思いますが、アイドルはその人の存在そのものの魅力が商品になっているというところに私は魅力を感じました。

 新規事業開発では、商品そのものに欠けている部分があっても私自身の存在を否定されることはありませんが、アイドルは違います。

 欅坂46の姉妹グループとしてはじまった日向坂46の前身である「ひらがなけやき坂46」のメンバーは、初期の人気の無さから「お前たちが欅坂46を汚しているんだ」と欅坂46のファンの一部から貶されることもあったそうです。

 お客さんの反応が自分自身へ真正面にフィードバックされるというプレッシャーと闘いながら世間に認められるようなアイドルになるために努力する姿に惚れ惚れしました。

②報われるかどうかわからないなかで闘っている
 先程紹介した「ひらがなけやき坂46」は、いつの日か日の目を見ることを夢見て頑張っていたものは良いものの、どうすればデビューできるのかも示されていたわけでもありませんでした。そのときの状況をメンバーは「存在意義を見いだせなかった」「永久に未来が見えない人生でした」語っています。

 そんな、売れるかどうかわからないというなかでも必死でもがきながら、今やれることに全力で取り組む姿に勇気をもらうことができます。

③か弱さとがむしゃらさと強さと
 ①②で紹介したような魅力があるからアイドルは応援したくなる人になるのだと思います。強さが備わっているから応援したくなるのではなく、未完成で弱い部分がありながらもがむしゃらに努力し、強くあろうとしている姿がとても美しいのです。

 自分もこうありたい、こうあれるように在りたいと思わせる魅力があります。

まとめ

 今後はアイドルの魅力を引き立たせている裏方の人たちの魅力についても考察していきたいなと思います。

 秋元康氏の考える歌詞は彼女らアイドルの心境をとてもわかりやすく物語ってくれているので凄く心に刺さるものがあります。
(たまに、そんな歌詞歌わせる?と思わせるような酷なものもありますが。)
 ライブの演出を考える人も感激する場を創れるのがほんとうに凄いなと尊敬します。

 アイドルありきの歌とステージはあるものの、彼女らの魅力を引き立たせる裏方の人たちの技術は目を見張るものがありますね。人の魅力を引き出す技術について何か気づきがありましたら、今後アップしたいと思います。

最後に自分が観て感動した映画の情報を添付しておきます。
ここまで泣いた映画は他にありません。映画が開始してから1分で泣き、終始泣き続けてしまいました。



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