【2話め】スポンジボブ、ズボンは四角

らくさんへ

 お返事いただき嬉しいです。さっそく、コーヒーを片手に読ませていただきました。そうそう、コーヒーを淹れながら、ふと「牛乳を混ぜたらおいしいかもしれない」と思いつき、やってみると美味しかったです。さっそく勤務先の顧問弁護士に相談してこれの特許をとってみようと思っています。この飲み物の名前は「偽珈琲」なんてどうかなと思います。近いうちに偽珈琲が世にムーヴメントを巻き起こすこと請け合いです。

 らくさんの方のタイトルですが、「知らざぁ言って聞かせやしょう」。かっこいいですね。浅学にして存じ上げなかったのでググりたもうたところ、開き直って真実を語りだす場面の台詞みたいですね。なんとなくこの書簡企画にも合っていていいなと思いました。それと、この台詞を使うということは……。直接いうのが野暮なので、迂遠な言い方をすると、僕の好きな小説で殊能将之「ハサミ男」があるのですが、それのオチみたいなことがもしかしたらあるのかなと思ってワクワクしています。僕の方のタイトルは無難にスポンジボブ関連でつけていくことにしました。

 現在、東北にいらっしゃるということですが、実は僕は東北に足を踏み入れたことがなく、もっとも近いところで宇都宮までしかいったことがありません。宇都宮には1年間ほど住んでいましたが。蛙やキジバトがお話しに出てきましたので自然豊かなところなんだろうなと推測します。キジバトの鳴き声のダーク感が幼少の頃より気になっていたため、その正体にらくさんより先に辿り着いていましたが、好奇心が過ぎていたためにハト集団による絨毯爆撃に遭い、頭とTシャツを真っ白にして泣きながら帰ったこともありました。好奇心は身を滅ぼすというのは、このことですね。きっと、この言葉の最初の発言者もまったく同じ目に遭っていたのだと思います。

 面接で聞かれたかった質問て、なんですか?いや、意味はわかりますけど。なんか聞きなれないのでひっかかってしまいました。スルーするのが気持ちわるいので一応、書かせていただきました。note記事から感じるらくさんのイメージは、知的で真面目でユーモアもある方なのかな、と思っています。そして、今回のキジバト話で少しアレなのかなとも思いました。素敵な方には違いありませんが。独楽の回答は天才だと思います。

 バナナマンに気づかれたのは驚きました。赤えんぴつも。僕の一番好きなコント師です。今、放送作家の白武ときおさんがnoteで募集していた作家スタッフに応募して、本業の隙間時間でほんの少しだけお手伝いしているのですが、僕のつくったバナナマン関連のクイズ問題がYouTubeチャンネルの「みんなのかが屋」コントクイズ王決定戦で出てますよ!(宣伝) ヒトデのやつは、パトリックですね。作中で一番クレイジーなキャラです(私見)。好きなキャラです。松岡禎丞さんは失礼ながら存じ上げないのですが、もっと情報をいただけると思い出せるかもしれません。

 本題?本題はだってほら、アレじゃないですか?……あ、もうこんな時間だ。サボテンの水やりがあるので失礼します。

吉村より


最後まで読んでくれてありがとー