今年読んだなかでよかった本
「今年読んだなかでよかった本について、お話ししませんか?」
11月の下旬に、読書仲間でありnote仲間でもある西嶋利彦さんに声をかけてもらいました。
西嶋さんは、『ほんじゃーにー』というWebラジオを運営されていて、僕も時々お声かけいただいて対談させてもらっています。
『ほんじゃーにー』は2022年6月からコツコツと続けられていて、今回僕が対談させてもらったのが第332回。この記事を書いている12月6日時点では、第333回まで公開中です。
ちょうど、「継続するコツ」というテーマでお話しされているので、ぜひお聞きください。
そんな西嶋さんの『ほんじゃーにー』。
今回、「今年読んだなかでよかった本」として僕が選んだのは、古賀史健さんが書かれた『さみしい夜にはペンを持て』。
出版されたのは去年ですが、今年の8月に読んでその時の読書のきろくにもイチオシ本として書き留めていました。
『さみしい夜にはペンを持て』は、本の紹介文を見るとこう書かれています。
日記を書いて自分と向き合っていくのがテーマで、13歳でも読めるような物語として書かれている作品。大人が読んでも、感動と共に役に立つ内容がぎっしりです。
・頭の中の思考が、言葉として表現されるプロセス
・しゃべることと書くことの違い
・考えるという行為の定義
・作文ではない、日記の意義
・豊かな表現のコツ
・感じたことの掘り下げ方
・書く日記から読む日記へ
などなど、書くこと、そして日記をつけることの伴走をしてくれます。この本に出会えてよかったと思いました。
一番好きなのは、表紙を開いて、もう一枚ページをめくったその先に書いてある一文。
本当は本を手に取ってからその一文に触れてほしいけど、「ここで話すけど、聞いたことを忘れて本を手に取ってください」とか言いながら『ほんじゃーにー』の中で話しています。
それも含めて、ぜひお聞きください。
そしてぜひ、あなたの本棚にも『さみしい夜にはペンを持て』を。