読書のきろく-2019年- No.1~10
本を読むのが好き。
周りの人にオススメしてもらった本、
SNSで紹介されていた本、
本屋さんや図書館で見かけて気になった本、
仕事で必要になった本、
そんな本を読んでいます。
せっかく読むならアウトプットしときたい。
だけど、じっくり書こうとするとちょっと身構えてしまうし、書評って言うとなんだか偉そうな感じ。
できるだけ気軽に記録を残せないかな・・・
そう思って、今年のはじめにインスタに読んだ本のことをアップするようになりました。
振り返ってみると、だんだん書いている内容も充実してきたように思います。
インスタは「本」以外のこともごちゃ混ぜでやってるので、noteにまとめ記事を残しておこう。
これはそんな記事です。
まずは1冊目から10冊目まで。
◆1冊目:バッタを倒しにアフリカへ
2019年に読んだ一冊目。
バッタが好きすぎる著者の熱い行動に感動!
好きなことに没頭する姿は、子どもにも読んでもらいたいと思いました。
◎バッタを倒しにアフリカへ
◎前野ウルド浩太郎
◎光文社新書
◆2冊目:生きるとは、自分の物語をつくること
小説家と心理療法家の対談本。
人それぞれの「物語」が、その人の心にどんな意味を持つのか、が語られています。
自分が感じたことを大切にしたくなる本です。
◎生きるとは、自分の物語をつくること
◎小川洋子・河合隼雄
◎新潮文庫
◆3冊目:博士の愛した数式
2冊目の本「生きるとは、自分の物語をつくること」が生まれるきっかけになった小説。
年老いた博士、少年、少年の母、が織りなす物語。
大切な人を大切にしたくなるお話しです。
◎博士の愛した数式
◎小川洋子
◎新潮文庫
◆4冊目:ポケットの中の野生
ポケモンのゲームで遊ぶ子どもたちが、その体験から何を感じ取っているかを読み解いた本。
単なるコンピューターゲームに収まらない体験が、子どもの中に生まれている。
ゲームの価値を見出しつつ、一時的な楽しさだけで大切なものを見落とさないようしなければと思わせてくれます。
◎ポケットの中の野生
◎中沢新一
◎新潮文庫
◆5・6冊目:心理療法の現場から 上・下
心理療法家の河合隼雄先生の著書。
医療機関や学校、カウンセリングルームといった、実際の心理療法の現場での事例が語られています。
心の世界の希望と厳しさを教えてもらい、カウンセラーという生き方に誇りを持てる本でした。
◎心理療法の現場から 上・下
(閉ざされた心との対話、心にある癒す力治る力)
◎河合隼雄
◎講談社
◆7冊目:いますぐ書け、の文章法
「書く」をテーマにしたコミュニティ『書くメシ』の推薦本。
「うまく書こうとして悶々とするくらいなら、うまく書きたいと思わずに今すぐ書く!」
読み手のために、自分が今持っている言葉で書くことの大切さを教えてくれます。
◎いますぐ書け、の文章法
◎堀井憲一郎
◎ちくま新書
◆8冊目:目の見えない人は世界をどう見ているのか
友人に紹介してもらって出会えた本。
今年読んだ本の中で、トップ5に入ります。
タイトルの通り、視覚障害者がどのように世界の認識しているかについて、当事者へのインタビューを通して見えてきたことが書かれています。
「障害」の有無に関わらず、他人と付き合うとはどういうことかを考えさせてくれます。
◎目の見えない人は世界をどう見ているのか
◎伊藤亜紗
◎光文社新書
◆9冊目:ことばの野生をもとめて
この本は、地域でお世話になっている人からいただきました。
「ことば」を切り口にして、子どもの育ちや、子どもを取り巻く環境に迫る一冊です。
遊びや仲間との関り、「自然」と付き合うことは、子どもの心の中に「ことば」を育むためには重要のようです。
◎ことばの野生をもとめて
◎河合雅雄・鶴見俊輔・本田和子・村田栄一
◎筑摩書房
◆10冊目:ロジカルな田んぼ
今年、インパクトが強かった本を選ぶなら、これがトップかもしれません。
本屋さんでたまたま見かけて、タイトル、写真、帯を見て買った一冊。
いわゆる『ジャケ買い』です。
稲に惚れ込んで、ひたすら稲のことを考え続けた稲作農家の人生。
「ふつう」を疑うこと、「みんながやっている」によって思考停止させないこと、の大切さを、体を張って教えてくれます。
◎ロジカルな田んぼ
◎松下明弘
◎日経プレミアシリーズ
まずは、1冊目から10冊目まで。
読書のきろく 2019年 ー No.1~No.10 ー
バッタを倒しにアフリカへ
生きるとは、自分の物語をつくること
博士の愛した数式
ポケットの中の野生
心理療法の現場から 上・下
いますぐ書け、の文章法
目の見えない人は世界をどう見ているのか
ことばの野生をもとめて
ロジカルな田んぼ
以前は、特定のジャンルの本ばかりを読んでいた時期もありましたが、特に今年はジャンルにこだわらずにいろいろな本を読むようにしてきました。
純粋に「読書を楽しむ」を意識してみると、やっぱり本が好きなんだなと改めて思えました。
気になる本があったら、ぜひ手に取ってみてください。
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