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クラフトワークLLCは設立2周年!

 自身が代表社員を務めるクラフトワークLLCが設立2周年を迎えました。
 これまで仕事を依頼くださいました皆さまに、厚く御礼申し上げます。


プロローグ

 思い起こせば2019年4月のこと。当時、某大学で経営組織論を教えていて法人格への関心が高まり、そしてまもなく令和になるというので会社設立を企てた(正確には法人成り)。令和元年5月1日付の登記をもくろんでいたらその日は「天皇の即位の日」で休日になり、法務局の登記業務は休みとなった。そうなったら5月まで待つ意味もなく、準備が整った4月22日に登記申請を行った。

 ちょうど電気工事業の県登録の更新時期と重なったが、ひとまず個人事業で継続申請を行い、改めて法人が事業を承継する手続きをすることになった。

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法人格の保有コストが必要・・・・

 作家の橘 玲氏が一人会社を「マイクロ法人」と呼んでいるが、彼の著作も自身の法人成りを後押しした。彼は「サラリーマンとそれ以外の企業家にはひとつ決定的なちがいがある。それは、サラリーマンが企業活動(お金を稼ぐ経済活動)の主要部分を会社に委託(アウトソース)してしまっていることだ。具体的には、会計・税務・ファイナンスである。」と述べている。

 言い換えれば、自身は「それ以外の企業家」に当てはまり、上記の3つに目を配らなくてはならないという手間が増えた。
 まだまだ売上が少なく、給料も抑え気味。したがって、法人税の税率が所得税のそれを下回るところまでいっていない。その上、赤字でも県民税の均等割が課税される。これが、法人格の保有コスト。決算の資料作成を税理士にお願いするのでその費用もかかる。
 今のところのメリットは、経営者としての自覚が出たことか。

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2期目に未曾有の大混乱~緊急事態宣言~

 ところで、近隣の府県では再び緊急事態宣言が発令される気配が濃厚だが、2期目が始まったまもなく昨年4月7日に初めての緊急時代宣言が発出され世の中は大混乱へ陥った。マスク、アルコールが品不足から価格が高騰、巣ごもり需要からお米や小麦粉が店頭から消えたのを昨日のことのように思い出される。

 そんな中、仕事の依頼はめっきり減ってしまったが、持続化給付金のおかげでどうにかもちこたえることができた。
 そして、秋風が吹き始める頃になって、以前のお客様からぽつぽつとお仕事をいただけるようになった。なんとありがたいことか。

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そして3期目がスタート

 奈良県の荒井知事は、4月21日時点では県内では緊急事態宣言は不要と会見で述べたという。春が近づくにつれ、2月、3月はそこそこ現場へ出る機会があったが、新型コロナウイルスの感染者増やそれに伴う緊急事態宣言によって、人々の購買意欲が再び冷え込まないかが気がかりである。
 そうした外部環境を意識しつつ、3期目は電気工事と最近始めたDIYという名の木工を組み合わせながら、課題の解決や価値の提案に取り組んでいきたい。そして、本社があるここtonogawaの地域づくりも引き続き。

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まとめ

 昨年の厳しい状況は自身がどう生きていくか、会社として何に(なぜ) 取り組んでいくかを考える時間をくれた。幸い仕事の依頼が戻りつつあるが、予断を許さない状況。

 第3期は、そうした外部環境の影響がなるべく小さくなるよう、自己のスキルアップを図り、課題解決と新しい価値を提案することで、お客さまに喜んでもらえるよう務めていこうと思う。

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