138 目の前のことを大切にする
大きなスキルを身に付けたいと考えた時に、自分の特性と身近なリソースを活用するということが、案外無視されることがある。
特殊な解決方法をやらないと、自分の能力は飛躍しないと考える。
しかし、本質的な上達は自分が最も得意は方法を最大限に活かし、ごく身近にあることから着手できるという手軽さからもたらされる。
この組み合わせが日頃の鍛錬を軌道に乗せ、継続させる。
優れたスキルには特別なトレーニングが必要だと思い込む余り、難しいことばかりやって基礎基本が疎かになる。
そうなると、どんな大きな建物も砂上の楼閣となってしまう。
いつまでたっても、肝心なところに不安が残ってしまう。
目の前のことを自分の最大の武器で処理していくことが進歩を生み出す。