10月の肌を守る! -エステティシャンが教える乾燥対策と心のケア②-
前回に続き、10月にぜひ取り入れていただきたい老化防止対策と、心のケアについて、エステティシャンの視点からお伝えします。
秋はお肌にとっては少し厳しい時期でもあります。空気が乾燥し始めて、夏に浴びた紫外線のダメージが徐々に表れ、肌の乾燥やカサつきが気になる方も多いのではないでしょうか?
その原因は、夏の強い紫外線を浴びながら作られた細胞たちが、ターンオーバーして表面(角質層)に表れているからです。その時期に作られた角質は、弱いんです。
心のケアが美肌を作る
お肌の乾燥やトラブルは、外的な要因だけでなく、心の状態とも密接に関わっています。ストレスや疲労がたまると、肌のバリア機能が低下し、トラブルが起こりやすくなります。そこで、心身をリラックスさせる時間を積極的に取り入れることをおすすめします。
【心のケア方法】
深呼吸
1日5分でも良いので、意識的に深呼吸をして心を落ち着けましょう。呼吸が整うと、気持ちも穏やかになり、ストレスが軽減されます。
温かいお風呂でリラックス
体を温めることは、血行を促進し、心身ともにリフレッシュさせる効果があります。入浴時に好きな香りのアロマを取り入れて、さらにリラックス効果を高めましょう。
お塩やはちみつにエッセンシャルオイルを3滴含ませて、湯船に入れてくださいね。
食事からのケアもできます
お肌の健康は、外からのケアだけでなく、内側からのサポートも重要です。特に、乾燥しやすい10月には、ビタミンやミネラルを豊富に含む食事を積極的に摂ることをおすすめします!
【おすすめの食材】
ビタミンCを含む果物
柑橘類やキウイなどのビタミンCが豊富な果物は、肌の保湿力を高めて、コラーゲンの生成を促します。
オメガ3脂肪酸を含む魚
サーモンやイワシなどの青魚には、肌の乾燥を防ぐオメガ3脂肪酸が含まれていて、肌の保湿力を高める効果があります。
ビタミンEを含むナッツ類
アーモンドやクルミなどのナッツ類は、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富です。ビタミンEは肌の老化を防ぎ、血行を良くすることで、乾燥からお肌を守る働きをします。日常的に少量を摂取することで、お肌の潤いを保つのに役立ちます。ただしカロリーは高めなので、摂取しすぎには要注意!
10月は、季節の変わり目でお肌がデリケートになる時期です。しっかりとした保湿ケアを心がけるとともに、心のケアや食事にも気を配り、内外からのアプローチで肌を守りましょう。心身のバランスを整えることで、健康で美しいお肌を手に入れることができます。
皆さんも、ぜひこの10月は、乾燥対策と心のケアに意識を向け、健やかな美肌を保ってくださいね!